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過去編21 ページ39

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確か私は芥川君を助けようとしてたら後ろから男に殴られて…

って、芥川君!?


それに、首元にナイフ!?



芥川「その女が死のうが僕には関係ない」



光太郎の言う通りだ

仲間だろうが、こうなれば見棄てる



そうなれば、私自身で何とかしないと



「なら、この女は殺すぜ」



異能力『生ける言霊』


『「ナイフを床に置きなさい」』



「!!

体が……それに、お前いつの間に起きてっ」



『「それから、ロープを持ってまだ息のある人を縛りなさい。

その後はその場で立って何もしないで」』


男は私が言った通りに動き、最後はその場で立っていた



『よし、こんな感じでいいかな

芥川君、怪我はない?』



芥川「……

これが太宰さんの言っていた能力?

その程度のものが?」



『あー、多分その、太宰君が言ってた能力は違うやつだと思うんだけど、それはあんまり使いたくないというか』


芥川「……(ジーッ」


『こ、今度っ』



「油断したな、小僧共が!!」


どこかに縛られてない男がいたらしい

そして男はナイフで私を刺そうとしたが




消えた

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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時

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