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過去編12※訂正しました ページ30

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『…大丈夫、です

昔の嫌な記憶を思い出しただけ、です』



室生「嫌な記憶なら、ここで全部吐き出せ

なんだろうが俺が全部受け止めてやる


だからお前は一人で溜め込むな」



『室生…さん』



萩原「僕も話聞くよ」



『萩原さん…


お二人共、ありがとうございます




これは私が14歳の頃の話です。

私の家庭は共働きでした。

二人とも疲れて帰ってきます。

ですが、私が「お帰り」と言うと二人は笑顔で「ただいま」と言ってくれました。


ですが、とある日

二人のストレスが溜まりに溜まって私に当たってきた事がありました。


それが事件の始まりでした。


お父さんは私に向かって、「お前なんか生まれて来なければよかったんだ!」「俺に逆らうな!」など言ってきました。

それに対して私はお父さんに「死んじゃえ」と言ってしまいました

数分後にお父さんは動かなくなりました。


それを見たお母さんは怒り狂いました。

「よくも、私の夫を!」って言いながら私を殴ってきました。

その後お母さんは風呂場で死んでいました。


今更考えてみればなんで死んだのかわかりました。
私の異能力『金魚』によるものだと



この異能力で私は最愛の家族を…

だから、私はこの異能は…嫌いなんです…』



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少し訂正致しました。

訂正箇所
13歲→14歳

過去編13→←過去編11



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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時

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