過去編10 ページ28
.
ん?
…白い天井?
病院…?
「おっ、目が覚めたか」
「良かった…」
この人達は……
!!
ミルクちゃん!!
『ミルクちゃん!!』
「うおっ、吃驚した」
『あっ、すいません
あ、あの、白い猫はいますか…?』
男の人は「此奴か?」と言い猫を抱き上げて私に見せてくれた
『ミルクちゃん!
良かった…怪我はない?』
「それなら大丈夫だよ。僕が怪我ないか見といたから
それより、君の方が大変なんだからね
安静にしてね」
『あ、ありがとうございます。』
「そういえば、自己紹介をしてなかったな。
俺はお前達をここまで運んできた、室生犀星だ
見つけたのが俺で良かったな。
俺の特技って言うか何年も猫と一緒にいたから猫語が何となく分かるんだよ
それで、此奴が俺をお前の所に案内してくれて見つけられたって感じ」
『!
ありがとうございます
ミルクちゃんもありがとうね』
「僕は君と猫ちゃんの看病をした、萩原朔太郎。
親が開業医だったから少しは知識があったから助けられたけど、もしこれ以上怪我を負っていたら助けられなかったかも」
『すいません…』
54人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時