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☆過去編6 ページ24

.




『ミルクー、ミルクちゃーん!』


ミルクというのは、白猫の名前。

シンプルで私はこの名前はいいと思っている。





ニャー





ん?

この声は!



『ミルクちゃん、発見!!』





.




『やっと捕まえられたー…

それにしても、ここ何処?』


ミルクちゃんを追いかけいたらいつの間にか知らない場所にいた

潮の匂いがするから海の近くって事は分かるけど、この建物からして最近は使われてない倉庫だと思う


『早く戻らないと、先輩に迷惑掛けちゃう』



倉庫から出ようとした時






「お嬢ちゃん、こんな所で何やってるのかな?」


如何にもヤクザですって様な男の人が話しかけてきた



とりあえず、迷って入ったととでも言っておこう

もし、無理なら不本意だけど、殺さない程度に異能力を使ってここから逃げないと



『えーっと、猫を追いかけていて、捕まえたと思ったらここに居て…』



ヤクザ「そうなんだー

ふーん…(私を見定めるかのように見る)



君、いいお金になりそうだね」



!!


此奴、人身売買者か!!

それなら早く逃げないと厄介なことになる



『?

ごめんなさい、私、これから用事があるので…』


私は扉に向かって走り出した

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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時

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