☆過去編4 ページ22
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2年後
『啄木に光太郎、二人とも昇進したんだって?凄いじゃん!おめでとう』
石川「すげェだろ!」
高村「白秋も昇進は出来ると思うけど、やっぱり辞退したのか?」
『うん
森さんから異能力の使い方は教えてもらったけど、やっぱりあんまり使いたくないんだよね
ものによっては気分よくないものもあるから
だったら、最下級構成員で能力を使わずに働いてた方がいいかなって』
高村「そうか…」
『でもさ、昇進しようが私達は離れ離れになる訳じゃないんだから!私達家族でしょ!
それにね、こっちにもいい先輩がいて楽しくやれてるからさ!』
石川「その先輩って、男か?」
『???
うん、男の方だけど…』
石川「やっぱり、首領に言って昇進させてもらって俺達と同じ班にしてもらう」
高村「はぁ…
また始まった、啄木の嫉妬」
石川「だから、嫉妬じゃねぇって!!
お、俺は白秋が心配なだけで…!」
『啄木、大丈夫だよ。本当にその先輩は優しいから
ね?』
石川「…っ、……お前がそう言うんだったら
その代わり、任務が終わったら直ぐに帰ってこいよ!」
『わかってるって』
高村「…啄木は本当に白秋の事が好きだね。そんな風には言える君が羨ましいよ(小声)」
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時