探偵社壊滅作戦が上手くいかない件について

20話 ページ21

貴「乱歩さん、どこまで行くんですか？ずいぶん遠くまで来ましたけど…」





乱歩「Aちゃんは、なんで呼び出されたか分かってるよね？」





　 「いやぁー、ビックリだね、まさかAちゃんがポートマフィアのスパイだったなんて」





貴(すごい、そこまで分かるなんて…)





　(まずい…緊張して声が出ない…)





裏貴(ホントこの子使えないな…)





裏貴「あぁ、やっぱりバレましたァ？」





乱歩「あれ？なんか雰囲気変わったけど、大丈夫？」





裏貴「ヤダなぁ、いつもと変わんないじゃないですかぁｗｗｗ」






乱歩(これ、1人で行けると思ったけど間違えたか？)





裏貴「乱歩さぁん、今更1人で来たこと後悔しても遅いですよ？」





乱歩「なっっ！！」





裏貴「なんで、僕の心がわかるの？、とか思ってますねｗｗｗ
　 それが私の異能力だからですｗｗｗ」





　 「まぁ、探偵社では異能力は持ってないってことになってますけど」





乱歩「人の心を読む異能？それだけじゃ僕は殺せないなｗｗ」





裏貴「あれ？私そんなこと言いましたっけェ？」





　 「私の異能は、人の心を読む異能と、人の心を操る異能ですけど？」





乱歩「！！！、人の心を操る異能って…まさか…」





裏貴「まさかって言われても、私の秘密がばれてしまった以上、殺すしかありませんけどｗｗｗ」





　 「いやぁ、でも乱歩さんからこんな人気のないところに誘ってくれるなんて」





乱歩「毒入りのお菓子で僕を誘ったのか！」





裏貴「乱歩さん、ポートマフィアにとって邪魔な組織はすべて消していくので…
　 武装探偵社、乱歩さんは3人目です」





乱歩「3人目って…敦と鏡花はAちゃんが…」





裏貴「えぇ、もちろん」





　 「残念でしたね、さようなら乱歩さん」





　 「異能力『心推理』」





乱歩「！！！」





　 「あれ、僕が持ってるこのお菓子、おいしそう…」





　パクッ





裏貴「あ〜〜あ、食べちゃった、猛毒だからすぐに毒が回るよｗｗｗ」





乱歩「あれ！？なんでこのお菓子食べちゃってるｎ (バタッ





裏貴「江戸川乱歩、始末完了っと」





貴「！！！」





　「また裏の私が…そろそろ自分で出来るようにならないと…」





　「これで3人目…か…」
　

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