☆いじわる いち【Peketan】 ページ11
「ねぇねぇ。A。」
隣からの声に、ふとそちらを向く。
今、ちょうど隣の席である彼と目が合った。
「どうしたの?」
私は微笑む。
すると彼は、へにゃりと笑って、
「今日もさ、可愛いんだ。彼女。」
と言う。
なんだ、また惚気か。
私は心の中でため息をついた。
彼は、毎日のように自分の彼女の自慢をしてくる。
私の気持ちも知らないで。
「そっか、よかったね。」
といつも通りに、作った笑顔で頷いた。
だけど、彼はいつも通りじゃなかった。
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バニレ - え、とにかく全部最高なんですが……//// (2019年8月14日 19時) (レス) id: a982cf7980 (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - ひよさん» コメント、ありがとうございます!! ほのぼのと、ふわふわと読める感じのを目指しております! これからも頑張りますね!! (2018年1月14日 19時) (レス) id: 98da65900a (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - ほのぼのしますね(о´∀`о)これからも頑張って下さい! (2018年1月9日 17時) (レス) id: 9013a0ca57 (このIDを非表示/違反報告)
sena_earlybirs(プロフ) - ありがとうございます!wakameさんの描くお話が本当に好きなので、楽しみにしてます! (2017年8月4日 10時) (レス) id: 165c468189 (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - sena_earlybirsさん» なので、またチェックしてみて下さいね!! (2017年8月2日 23時) (レス) id: 98da65900a (このIDを非表示/違反報告)
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