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☆Sな君 に【Silk】 ページ2

すると、


「俺もさ、本気出していい?」


と言う声と共に、

太ももの間を、ぐっとズボンの感覚が貫く。


そこから、かあっと全身が熱くなって、


「ちょっ…!」


私は、ばっと、彼を見上げた。

そしたら、ニヤリと悪い笑みがある。


「なに、動揺してんの?」


と言ってから、

彼はそれをつっかえる所まで、一気に上げた。


「やぁっ。」


思わず漏れる声。

全身がビクリと反応してしまう。


見たら、満足そうな顔。

私は、出来るだけ、それを睨む。


「やめてよ。」


「なんで?」


「…やめて。」


「やだね。」


「やめてって。」


「だから、なんで?理由は?」


わざとらしく、顔を近づけて来る。



そんなの、無理だって。

私の心臓、おかしくなっちゃう。



「…恥ずかしい。」


小さく呟いてから、顔を違う方へ逸らそうとしたが、すぐに触れるだけのキスがやって来て。


それから、鼻が触れ合いそうな距離で、



「何言ってんの、今更素直になったって。

もう逃がさねぇよ。」



囁やかれたら、もう。

その、ギラギラした獣みたいな瞳を見てしまったら、もう。


私は、ただ、


「ごめんなさい。許して。

シルクが、好き過ぎるだけなの。」


弱々しく、呟くしか出来ない。

そう言った私の両手首を、彼は、優しく掴んで壁に縫い付ける。


「許すもなにも。お前は、俺に火をつけた。ただ、それだけだ。」


そうして、また、次は少し深く、口付けてから、


「責任は、取ってもらう。」


彼の吐息が、唇にかかる。



「離しはしねぇ。」

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設定タグ:フィッシャーズ , Fischer's , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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杏莉栖(プロフ) - シルクとモトキのリクエストをした「あみ」です!ありがとうございます!!とてもきゅんきゅんしました!!イケメンすぎてやばいです…( '-' ) (2018年5月17日 22時) (レス) id: d5291e4eb0 (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - Mionaさん» コメントありがとうございます! 楽しんでいただけたみたいでよかったです(ノ≧∀≦)ノ!! (2018年4月29日 2時) (レス) id: 98da65900a (このIDを非表示/違反報告)
Miona(プロフ) - もしかして僕かな?!リクエスト書いてくださり有難うございました!!とても良かったです(*´˘`*) (2018年4月20日 17時) (レス) id: db9cd35d9a (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - あにゃさん» 初コメ、ありがとうございます!! 最高でしたか!? そう言ってもらえてとても嬉しいです!! シルクをイケメンに描くの好きなんです笑 これからもどうぞ、読んでやって下さい!! (2018年4月19日 23時) (レス) id: 98da65900a (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - 初コメです!!もう…最高です…(涎)←シルクイケメン過ぎて堪りませーん\(^^)/ (2018年4月19日 9時) (レス) id: ef7b29524b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:wakame | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月27日 10時

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