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しげSide





望「なぁ、初めてなのにやり過ぎやったんやない?」






俺らは事務所に戻ると小瀧が甘いことを抜かしてきた。




















智洋「じゃあ手加減したところでのんちゃんは強くなれる思っとる?」







望「それは…」







しげ「アイツのためや。最初だけやで辛いのも。」























望「……わかった。」













ー…ガラッ




















「ただいま、戻りました。」






しげ「…おん、お疲れ。」
























智洋「ここにいたければここにいてもいいし」







望「授業は俺ら受けなくても免除されるから」






「なんで、ですか?」






しげ「特別やからな。」





崇裕「俺らは人助けしてるわけやから」


























流星「そういうこと。」






















しげ「ここに居ればある意味安全やな」







安全…。















わたしはやっとあの教室から解放されたんだと









胸をなでおろした。













しげ「その変わり、この世界は厳しいからな」






















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作者名:かみしげ。。 | 作成日時:2020年6月5日 19時

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