似たモノ同士 ページ30
「……お前がAか？」
「……然り、森Aです。貴方は？」
そう聞けば
「……ない」
「……まだ名前はないのですね」
「ああ」
そう言うと男性は少しこちらを見る
「お前もなかったのか？」
「検体番号がありました」
「それすらない」
そう言われて私は理解する
「
「ああ」
私は成功したが出来損ないだった
だが検体番号があった
だが彼は失敗作
「……フェイルドが何故私の前に？普通始末される筈です」
「ああ、特殊変異だと思ってる」
「成る程……貴方は必死に特殊変異だと誤魔化してきたのですね」
普通の失敗作の場合意思はない
だが彼は意思がある
「貴方は演じていると言うわけか」
「ああ、敢えてな」
そう言われて首を傾げる
「何故？」
「は？」
「人らしく生きて成功していると言っても良いのに」
そう言えば彼は俯く
「……お前はそうだったのか？」
「……いえ、己の意思は持とうとしなかった。その時はフェイルドの特徴などは知らなかったから意思を持たない機械を演じた」
そう言えば彼は悔しげに私を睨む
「お前のせいだ」
そう言う
「ふーん、それで？私の元に来た理由は？」
「……自由を得るためだ」
そう言って彼は銃弾を此方に投げてきた
私はそれを風を纏わせた蹴りで散りばめる
「一つ言うとしたら、貴方の持っている私の
そう言って銃弾を拾い上げる
「成る程、体内に入ったら太宰さんの異能が発動するのですね」
「は……？」
「これも見抜けないなんて……流石フェイルドだ」
そう言って銃弾を拾い上げる
「これが
そう言って異能で動けなくように固定する
「くっ……」
「……死んでくれ」
そう言って銃弾を真っ直ぐ風に乗せた
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ミレー - リュカさん» ありがとうございます(*^□^*) お返事楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 17時) (携帯から) (
レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます！新作が出来次第またお知らせしますね〜 (2019年12月9日 16時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 無事完結おめでとうございます(*^□^*) 物凄く悲しいですが最後まで読めて良かったですv(・∀・*) 新作楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» そうですね。続きお楽しみに〜 (2019年12月8日 22時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 良かった夢主ちゃん無事でした(´；ω；`) どうなるかと思いましたが、安心しました(。-∀-) (2019年12月8日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュカ
| 作成日時：2019年11月8日 19時
