その少女 ページ2
Asaid
夜の帳が降りた時間
私は屋根の上からターゲット達を見る
【其奴らだ】
通信から中原様の声が聞こえ私は屋根から飛び降りる
風で衝撃を抑えて目の前に行くととても驚いた顔で私を見る
「な、何者だ!?」
「名などあってもなくても同じ……貴方達はポートマフィアを裏切った……覚悟を」
そう言って腕を上げる
男達は苦しそうに自分の首を締める
「お……もい、だした……きっ、さま……番犬か」
そう言われて私はため息をつく
「犬と同じにされるのは心外です」
そう言うと相手は崩れ落ちた
「任務完了です、中原様」
【お疲れさん、異能はどうだ?】
「流石に慣れました。今から帰還致します」
そう言って風を使いもう一度屋根に登る
太宰様が去って四年が経った
今まで太宰様の現所属している武装探偵社とも色々あったが……今のヨコハマは平和な方だと思う
私は屋根の上を歩きながら星を見る
「……今宵も、星が綺麗なものです」
ポートマフィアの番犬
芥川様と共に禍狗と番犬など呼ばれ始めた
芥川様も私も犬はそんなの得意ではないがそう呼ばれている
あれ以来、あの人には会えていない
生きてはいるのだとは思うが……少し心配
そう思っていると、横に黒い人影が通った
風が吹いて私のフードが脱げた
思わず振り返ると、人影も人の気配もなかった
ここは屋根の上
私は少し立ち止まってからまた歩き始めた
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ミレー - リュカさん» ありがとうございます(*^□^*) お返事楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます!新作が出来次第またお知らせしますね〜 (2019年12月9日 16時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 無事完結おめでとうございます(*^□^*) 物凄く悲しいですが最後まで読めて良かったですv(・∀・*) 新作楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» そうですね。続きお楽しみに〜 (2019年12月8日 22時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 良かった夢主ちゃん無事でした(´;ω;`) どうなるかと思いましたが、安心しました(。-∀-) (2019年12月8日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年11月8日 19時