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SCside
雑誌の撮影中の控え室の窓からぼんやりした天気を
ぼんやりと眺めてた
jh「何ぼーっとしてんの？」
sc「ん？あ、いや、何でもない」
jh「キレ味悪いな」
sc「いつも通りだわ！」
jh「どこが」
真剣な瞳に捕まってしまった
sc「はあ.........」
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
昨日Aのお父さんがやって来て去り際にちょっと、と
手招きされた
ft「Aが出て行くと話した時1番最初に味方になってくれたんだって？ありがとうね」
sc「いえ....そんな.....」
すぐに受け入れた訳でもないし優しい笑顔でお礼を言われるようなことは一切していない
ft「ふふ、Aはいつも皆さんの話をするんだけど.....絶対に最後にね....」
ft「"オッパたちを守りたい"って言うんだ」
sc「A...」
ft「うちの親族の中でもあの子は末っ子だからね、たくさん甘やかされてきたとは思うんだけど頼られたことはきっとあまりないと思うんだ.....」
Aはいつも真面目でメンバーの中で特にしっかりしているから、余計に甘やかしてあげないとって
ずっとそう思ってた
ft「たまにはあの子を頼ってあげて、いつも待ってるみたいだから」
そう言うと頭を優しく撫でられてみんなの所へ行ってしまった
sc「.......いつから間違えたんだろうって」
jh「え？」
sc「Aがさ、例えばうちのメンバーじゃなかったら.....って考えたことある？」
親友の目に映る自分がなんとも不安定だった
jh「............あるよ、」
やっぱり、そうだよな
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
sc「俺も...........これまで何回そう考えたか分からない」
もしうちの事務所に声をかけられなかったとしても別の事務所にスカウトされてたに決まってるし、そうなれば男だらけのグループに入れられることも絶対になかった
しなくていい苦労を、たった1人の可愛い妹にさせてしまっている
胸が苦しい
sc「大切にしたい、守りたい、そう思ってやって来たのに間違ってたのかな.......」
Aのお父さんが言ってた反動とはまさにこのことなんじゃないかと思えてならない
Aの行動や言動を制限させてしまった結果なんじゃないか
jh「......あっ、Aや！こっちおいで」
俺の話聞いてた？
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ヨルム(プロフ) - まるさん» こんばんは。コメントありがとうございます。楽しみだと言っていただけてお話作りも頑張れます(^^)！ (2022年4月29日 21時) (
レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！今後も楽しみにしています。応援しています。 (2022年4月29日 20時) (レス) @page44 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルム(プロフ) - 雪音さん» こんばんは。私の方こそ嬉しいコメントありがとうございます！これからも主様の楽しみになれるように精進していきます（ ; ; ）！ (2022年4月29日 18時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 一番更新を楽しみにしております！言葉の選び方が素敵で、一ページ読むごとに心が満たされる気持ちになります＾＾いつも楽しませていただきありがとうございます。これからも楽しみにしています。 (2022年4月29日 16時) (レス) @page44 id: 56947806e7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヨルムさん» いえ、お役に立てたのなら何よりです！ (2022年1月27日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルム | 作成日時：2022年1月23日 1時
