＿156（D.O） ページ6
翌日、宿舎に戻ると
にやにやしたベクに出迎えられた。
「ギョンスおかえりｗｗ」
「・・・・・なに。」
そして、その後ろに隠れられない大きなやつは
なぜか目をウルウルさせてこっちをみてる。
(・・・・無視しよ)
なにも言わずに通り過ぎようとすると
巨人はまとわりついてきた。
「やー、ギョンス無視するなよ。」
「・・・・・うざい。」
「こいつ、ヒョンからギョンスが帰ってこない
ってきいてからずーっとそわそわしてんのｗｗ」
「やーベクも酷い。だってAちゃんと仲直り
ちゃんとできたのか心配だったから。」
「・・・・・・・。」
まあ、こいつに心配かけたのもある。
それにAの様子も見に行ってくれたし。
不本意であるけど。
「・・・・・ありがとう。」
「「！！！」」
「・・・・なんだよ。」
「だってギョンスが…。」
「本当にAちゃん絡むとギョンスは変わるよな〜。」
「ベクだってテヨンヌナ絡むと…。」
「あーあーあー、いまヌナの話題禁止。」
ベクは耳を塞ぎながらリビングを出ていく。
最近不穏な空気がでている…らしい。
詳しくは知らないけど。
「ギョンス。」
「なに？」
「ギョンスSNSやらないの？」
「あれ、面倒じゃない？」
「そうかな〜楽しいけど。」
「で？」
「ん？」
「だから、それがなに？」
「あ、そうだ。なんかねAちゃんとの
写真とかUPしてくれって言われてさ。」
「なんで？」
「なんだろう宣伝？なのかな・・？
前に音声だけあげたことあるじゃん？」
「うん。」
「それであれがBUNNYだって気づいてるペンがいるって。
だから仲の良いFAMILYですってアピールだと思う。」
そんなこと言われなくても仲良しなのに、ね。
なんて呑気に言いながらチャニョルは携帯を操作してる。
「チャニョル。」
「ん？」
「仕方ないことだから許すけど、
Aの左手映らないようにして。」
「なんで？・・・あ！！」
これだよね！
そういいながら俺の手を掴む。
「ペアリングいいなあ〜憧れだよ。」
「お前、モテるのに彼女いないもんな。」
「うぐ、、胸をえぐられた。」
「誰にでも優しいから、勘違いされる。」
「…うぅ。」
「でもそれがチャニョルのいいとこだろ。」
そう言うと首を絞められる勢いで抱き着かれた。
・・・・・くるしい。
おい、見て見ぬふりするなよ、ジョンデ。
通りかかったジョンデは
ニマニマ笑って去って行った。
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年6月18日 0時
