＿187 ページ37
事務所の練習室のあるフロアに向かう途中で
テミナたちSHINeeさんたちに遭遇した。
「あ、ヌナ！」
ふふふと笑いながら抱き着いてきたのはテミナで、
その後ろでジョンヒョンさんたち４人は笑ってる。
「やっぱ事務所で張っててよかった。」
「？？？」
「ヌナ、明日誕生日でしょ？
俺たちこれから移動で当日いないからさ。」
はいこれ。といって小さな箱を渡される。
綺麗な薄いブルーの包装紙にくるまれている。
「Aヌナ、おめでとう。」
「おめでとさん！」
「またいい１年になるように！」
「SHINeeにも曲書いてね。」
「頑張りすぎるなよ？」
なかなか離れないテミナをキーさんが引っ張っていくとき
テミナは小さく耳元でささやいた。
＿＿＿＿＿＿気を付けてね。と
.
.
.
アイリーンオンニたちがいる部屋に行くと
入った途端に聞こえてきた小さな爆発音。
驚きで固まっているとクラッカーをもった５人がいた。
「A？」
「ありゃ、固まってるね。」
「オンニ〜？？」
「まいっか、ケーキ！」
「Aオンニお願いして！」
小さくてキラキラしているケーキには
私の名前が書いてある。
「ほら、吹き消して。」
「＿＿＿＿はい。」
アイリーンオンニに背中を押されて
ろうそくの火を吹き消す。
「「「「「おめでと〜！！」」」」」
その声と同時に胸が詰まった。
初めてだった。
こんなにたくさんおめでとうを貰ったのは。
自分が生まれた日を祝うなんて、
ギョンスと離れてからしてこなかった。
「オンニ？泣いてるの？」
「ふふ、うれし泣き？」
「・・・グス・・・ズ・・・。」
「もうAオンニってば〜。」
「お祝いの日なんだから笑うんだよ。」
「・・・だって・・・私・・。」
＿＿＿＿＿ここにいてもいいの？
そう言うと少し驚いた後スルギを筆頭に全員が抱きしめてくれた。
「なに当たり前のこと言ってるの？」
「そうです！オンニはもうレドベルの一員だよ。」
「そう幻の６人目！笑」
「それいいわね。」
「Aオンニだったらカラーは何色かな？」
「イェリはパープルになるんでしょ？」
「そうです！」
「スルギがイエローで、私がブルー。」
「アイリーンオンニがレッドでジョイがグリーンだから。」
「「「「「A(オンニ)はホワイト(ね)！！」」」」」
レドベルがAの曲で輝くから、その色！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：V.V． | 作成日時：2018年6月18日 0時
