＿179（D.O） ページ29
撮影が終わって戻ると、
宿舎にみんな帰って来ていた。
個々の活動が増えてきているけど
最近は次の活動に向けた動きも始まっている。
その曲にAが関わってるということを
内緒で教えてもらった。
レイヒョンがかっこいいねぇって言うくらい
デモを聞いた段階でみんなノリノリだった。
ジョンイナの身体が動いてたくらい。
どの曲がタイトル曲なのか、
具体的なカムバックの日付などはまだ決まってはいないが。
「ギョンスや、おかえり。」
「おう。ただいま。」
「撮影大変だった？」
「まあね。ジョンデは寝起き？」
「あ、バレた？」
「寝ぐせついてる。」
寝ぐせを直しながらジョンデはリビングに向かった。
その後を追っていくとテレビの前でチャニョルとベクが
ゲームをしているのか言い争ってる。
「あーー死んじゃうじゃん！！」
「へへ、お前が悪い！」
「ベクひどい！！」
「酷くない！」
「２人はいつからやってるの？」
「俺が勝つまで終わらない！」
「ベクさっきからそればっか〜。」
「うるせえ。」
普通に会話に交じって行ったジョンデが凄い。
さすがビーグルって感じ。
ポケットから携帯を取り出して時間を見る。
もうすぐ帰ってくる時間だ。
１月はイベントごとが多い。
メインは誕生日なんだけど。
自分の誕生日もあるけど、Aの誕生日がある。
それにジョンイナの誕生日が３連ちゃん。
昔と同じく一緒に祝うつもりだった。
都合よく一緒に居られる時間が取れそうだし。
「ゲームーバー。」
「結局二人とも負けちゃってんじゃん。」
「チャニョルのせいだし。」
「え！俺のせい？！」
「あ、ギョンスじゃん。」
「無視？え、俺空気？」
騒いでる元凶がこっちをみてる。
さっさと部屋に行けばよかったと思いながらも
軽く返事をする。
「そうだ！ギョンスこれみろ！」
「＿＿＿＿なに？」
「テヒョンから写真きたんだけどさ、
これAじゃない？」
「本当だ、Aちゃんだね。」
「ね！俺にも見せて！」
ベクの携帯の画面には防弾少年団のジョングクと
ナムジュンに挟まれて座ってるAがいた。
盗撮かのように誰の視線もこちらを向いていないから
テヒョンが勝手に撮ったものなんだろう。
「今日ヌナと一緒だよ！だとよ。」
「あれ、彼ら今日本なんじゃなかったっけ？」
「Aも日本行ってる。」
ジョンデの問いかけに応えると
マジ？？とこっちを気にして視線を送ってくる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：V.V． | 作成日時：2018年6月18日 0時
