Heartbreaker（4） (ページ25)

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「ヌナ？・・・あ、ヒョン達。」

私の視線を辿ってゆんちゃんは３人を見つける。

そして何隠れてみてるの？って笑ってる。

「やーやー、すみません。」

「ミノヒョン、なにそのテンション。」

「だってウリリーダーがヨジャとお話し中だったから。」

「昔の知り合いのヌナだったんだ。」

「へ～、こんなとこで再会？」

「うん。すごい運命でしょ。」

ミノと呼ばれた背の高い人と、
同じく身長の高い細めの人、
ヨジャみたいに綺麗な顔の人

あれ、今日見た事ある・・ような。

もう一人、、いなかったっけ。

「ＷＩＮＮＥＲ・・じゃない。」

「！！！」

アイリーンオンニがぼそっと呟く。

そうだ、今日のBIGBANG先輩のコンサートの
オープニングアクトを務めてた。

そのときは歌声綺麗だなとしか思わなかったけど、
ゆんちゃんがいるグループだったのか。

「ヌナ、違う事務所だけど、
また一緒に音楽できるといいな。」

だから連絡してね。

そういってゆんちゃんはメモ用紙をくれる。

驚きながら見送っているとユナオンニが迎えに来てくれた。

メモ用紙を丁重にバックにしまっていると
隣に座ったアイリーンオンニが呟いた。

「Aってやっぱモテるわね。」

「え。」

「うん。私がナムジャでもほっとかないけどさ。
嫌な時はNOって言わないとダメよ？」

「・・・はい。」

「それで、彼はどこで知り合ったの？
私またシュガ君に文句言われるじゃない。」

「？？？なんでユンギ君。」

「テテ経由でいろいろと聞いてるの。
で？一緒に音楽とか言ってたけど。」

「昔ピアノを一緒に引いたことがあって。」

「子供の頃？」

「はい。日本行く前なんで中学生のとき？」

「(これ、ギョンスも知らなそうね)」

「でも一回しか会ったこと無いのに
ゆんちゃんよく覚えてくれていたなって感じで。」

「ゆんちゃん・・ね。」

「あ、スンユンさんですね。」

オンニの探るような視線に
さっき調べた名前を言い直す。

「なに？知り合いだったの？」

「ユナオンニ、それが何年かぶりの再会らしくて。」

「お互い芸能界いること知らなかった感じ？」

「向こうはBUNNYみて気づいてたらしいけど、
Aはさっき言われるまで気づいてなかったです。」

「・・・・はい、そうです。」

「なら別にいっか。
人が多いところでの接触は避けてね。」

「はい。」

ユナオンニに言われてバックをギュッと握る。