＿117（Superjunior） ページ17
後ろ姿で分かった。
俺が毛嫌いしてるヤツだってこと。
弟たちが熱を上げてるが
何故こいつなのか俺には理解できない。
ドンヘが 可愛い 綺麗 なんて言いまくってて。
リョウクがお世話を焼きに態々行ったりもして。
ブラックマンネが送り迎えに行く。
シウォンが社交界で会ったことがあるらしいし。
一体何者なのか、正体不明のヤツ。
HC「…。なんでここに居るんだよ。」
「あなたに関係ない。」
HC「っ…。ふん。」
思ったことが言葉になってた。
けど、返事はそっけないもの。
最初から仲良くなんて1ミリもなってない。
やっぱり合わない。
年下のくせに可愛げのないこいつは
嫌いといか苦手なんだと思う。
そっぽを向いていると感じた視線。
視線だけを動かすと、あの大きな瞳が俺を見てた。
「ねえ、キムヒチョル。」
HC「！！…なんだよ。」
「…。やっぱ何でもない。」
HC「は？！言えよ。」
「あんたに頼みむのはやっぱ嫌だ。」
HC「…頼むって。」
「今…ミンソク泣かしてきちゃったから。」
HC「…ミンソク…はあ？！」
こいつの噂はきいていた。
ミンソギと深い中なのも。
「それに、鹿連れてきちゃったから。」
HC「鹿？」
「ルハン。」
HC「は？…あいつ事務所にいるのか？」
「そう。許可は貰ってるけど。」
HC「…誰にだよ。」
「一番偉い人。」
理事や先生から許可を取ったのか？
裁判をして、訴訟を起こした相手だぞ？
…。破天荒かよ。
ああ、だから嫌いなのかもしれない。
自分も破天荒と言われてきたけれど、
それを上回るこいつが嫌なんだ。
.
.
.
＿＿＿＿あと、ジョンヒョンをちゃんと見てて。
そう言って去って行った。
呆然と立ち尽くしている場合じゃない。
そう判断して、EXOの練習室に足を向ける。
するとタイミングがいいのか、部屋の中に人影があった。
HC「…。おいお前ら。」
「「「「「「「「「！？」」」」」」」」」
声をかけると凄い驚いた顔をしていた。
ルハンは少し気まずそうな顔をしていたが。
その中心で目を真っ赤にしてるミンソク。
よく見るとビーグルたちも泣いてる。
なあ、A。
お前罪な女だな。
だけど、俺は嫌いだよ。
何もかも先を見て。
結末を自分勝手に決めてさ。
周りを引き付けるくせに、
寄せ付けない。
でも、見抜いてるってことも嫌いだ。
ジョンヒョンが危ういのも気づいてたのかよ。
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VV(プロフ) - 乙葉さん» 乙葉さん。コメントありがとうございます！これからの頑張って書いていきますのでよろしくお願いします！ (2018年3月13日 13時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
乙葉(プロフ) - ああーー最後まで完璧で読んでてめっちゃ楽しかったです！！ (2018年3月8日 0時) (レス) id: fabb0b2a23 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ(プロフ) - VVさん» 了解です。 (2018年3月6日 13時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
VV(プロフ) - タピオカさん» タピオカさんはメロンさん？ですか？私が書くと可愛い系主人公が書けないので微シリアスになりそうです。構想が出来たら書いてきます。ただ、連載を同時進行するのが難しいので遅くなってしまうかもしれません。 (2018年3月6日 13時) (レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
VV(プロフ) - 舞桜さん» 舞桜さん、いつもありがとうございます！コメント励みになります！ (2018年3月6日 13時) (レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年10月25日 21時
