Cherry Bomb（2）

＿70（2PM） ページ20

まったく、ヌナには驚かされる。

今もちょっと疑ってたりするけど、
たぶん俺はヌナには敵わない。


衝撃が走って2か月。









CS「こんな大きな子がいたなんてね。」

「あら、、幻滅でもした？
でも女なんてこれくらいの秘密誰でも持ってるわよ。」

CS「幻滅ではないよ・・ただちょっと残念かな。」


誰でも持ってる秘密だったら怖いよ？笑

普通に聞いただけだと
その相手の男を殴ってやりたくなるけど。

ヌナの態度を見る限り、それをヌナは望んでない。



「私だって昔は普通の女の子だった。」

CS「・・・普通？」

「そこに引っかかるのか。笑
まあ自分でもお利口さんだったとは思わないけど。
そんな私についてきたビーンはMなのよ。」

CS「ホンビン君可哀想。笑
Aヌナは小さい頃から変わってなさそう。」

「ビーンに言わせればそうみたい。
でも・・・変わったわよ、少しは。」



そう言ってヌナは遠くを見る。

過去を思ってるのか未来を見てるのか
わからない表情だった。








.
.
.









CS「で？ノアを有名にしたいの？」



KIDSモデルをしたり、この間は国民的に
人気のバラエティ番組に出てたりした。

サランちゃんと友達だったという衝撃。
(スーパーマンが帰ってきたという番組)

同い年で誕生日も近いらしい。


宿舎でたまたま見て、びっくりした。
一緒にリビングにたジュノも驚いてた。





「ある意味正解かな。
この国の愛国心ってかなり強いと思うの。」

CS「まあ、分かるかな。」

「私は純粋な韓国人じゃないからこそ余計に思う。
でもそれって反対に有利にも使えるってこと。」

CS「有利？」

「国民的に愛される存在になれるってこと。
サランとかあの三つ子も双子もそうだけど、
そうなれれば沢山の人に愛してもらえる。」


つまりは沢山の人に守られるの。

そういうヌナは何か確信していたのかもしれない。



CS「たしかに、あの番組は可愛いよ。
一緒に成長を見守れるって感じだし。」

「でしょ？ノアは愛される子になってほしい。
私がいなくなってしまっても…(ぼそ)」

CS「ヌナ？なんて？
最後聞こえなかった。」

「・・・・まだ内緒。」









その時ヌナに聞いておけば

未来は変わってたのかな？



俺は今も後悔するよ。





でもAヌナのことだから、
俺が何を言ったところで変わらなかったかな？

少しは影響できるって思うけど。
それは自意識過剰かな？

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