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聞えてきた声。
誰よりも聞きたかった声。
でも怖くなった。
「セフナ、なにしてるの。」
「あ、ヒョン。」
「その人誰？」
「お姉さん体調悪そうなんだ。
だから救護室連れて行ってあげなきゃって。」
「スタッフさんにお願いしなよ。」
「うん。でもお姉さんほっとけないから。」
「セフナ、この会場にいるってことは
その人ペンかもしれないんだよ？」
「でも・・・。」
「それにスホヒョンが呼んでたよ。」
「だって、お姉さんのほっぺハートあるんだよ？」
「なにそれハートって関係な・・・。」
不信感をまとってる声。
彼がこの人を守ろうとしてるのが分かる。
そうだ、彼は昔から警戒心も強かった。
そのせいで不機嫌なんてよく言われてた。
.
.
.
「Aのそれハートなんだな。」
「ハート？？」
「これだよこれ。」
「ちょっと叩かないでよ。」
「ほくろなのになんでハートなんだよ。」
「そんなの知らない。笑」
「・・・・・。」
「でもギョンちゃんもハート持ってるじゃん。」
「は？なにそれ。笑」
「ほら、それ。笑うと口がハート。」
「ふ〜ん・・・。」
ちゅっと鳴るリップ音。
ほっぺに感じたふにっとした感触。
「じゃあ、俺がつけたマークな。」
「な////」
「誰にも触らせるなよ。」
そういって笑う顔が真っ赤だった。
.
.
.
感じる視線に下を向く。
長い前髪が隠してくれているだろう。
今の私はもうふさわしくない。
ギョンちゃんの隣に並ぶのも。
「・・・・・Aなのか？」
そう聞こえた声。
私の名前を呼ぶ声。
身体がびくっと反応する。
でも反射的に逃げた。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
