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運動不足な身体はすぐに悲鳴を上げた。
こんなに走ったのは久しぶりだ。
それでも彼の前には居られなかった。
＿＿＿＿ギョンちゃんに知られたくない。
あの頃も情けなかったけど、
それでも一緒に笑えてた私はもういない。
こんなに卑屈で誰のためにもならない。
ドサッ
「・・・っ・・痛い。」
派手に転んで膝が痛い。
それよりももっと心が痛かった。
なんですれ違っちゃったんだろう。
運命のイタズラ？
会いたかったけど会いたくなかった。
相反する気持ちが混ざって
ただの真っ黒な不純物になった。
私のこと覚えてるの？
＿＿＿＿＿Aを呼んでくれた。
このハートを覚えてるの？
＿＿＿＿＿2人だけの秘密だった。
都合のいいことばかりが浮かぶ。
もう、会うこともない。
私は彼の傍にいていい人間じゃないから。
.
.
.
家に帰ると私を見て母は驚いてた。
そっか転んだし、膝擦り剥けてるし、
ボロボロだった。
「A。」
「・・・転んじゃった。」
「そう。痛いかもしれないけど
お風呂に入ってきなさい。手当しなきゃ。」
「・・・・うん。」
何も聞かずに母は背中を押してくれた。
その優しさが嬉しかった。
湯舟に浸かるとやっぱり沁みた。
膝もだけど手首からも血が出てた。
もう塞がっていたはずなのに。
またかさぶたになってる。
「ギョンちゃん…。」
バイバイが言えなくてごめんね。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
