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嫌な予感ってのは
なんで当たるんだ？
ジョングクと危惧していたこと。
俺たちのペンにAを傷つけられること。
サイン会で一人のペンがAに水をかけたらしい。
そして「オッパに関わらないで！」なんて言いながら
グクの指輪をしてるAの左手をひっかいたらしい。
すぐにスタッフに取り押さえられたようで、
Aは他のペンに心配しないでと言ったらしい。
サイン会も中止にならずに、そのまま続けて。
終わってから治療しに病院にいったらしい。
あいつはどこまでも強いんだ。
SG「…大丈夫なのか？」
「あ、ユンギオッパ？全然平気ですよ。」
事務所に戻って来たAの左手には包帯が巻かれてる。
そこにどうしても視線がいく。
「これ大袈裟なんです。たがのひっかき傷なのに。」
SG「…その指輪外さないのか？」
「これのせいじゃないですよ。」
SG「でも、俺らのペンだろ？」
「グクオッパも気にしてますか？
オッパたちのせいじゃないですよ。」
なんて笑う。
こいつこんな時でも泣かないから。
「アンチなんかに負けないですよ。
だってオッパたちのこと好きですから。」
SG「……そうか。」
「みんな心配性ですね。ガッセのオッパたちも。
ジヨンオッパも、ヨンベオッパも、タプオッパも。」
Aの携帯からひっきりなしに通知音がしてる。
SG「見事に男ばっかじゃねぇか。」
「そうなんですよね(苦笑)」
そうやって話していると他のメンバーも来た。
ジンヒョンは抱き着いてるし、ナムジュンも頭撫でてる。
テヒョンとジミンはAの周りを心配そうにうろうろ。
落ち込んでるジョングクの背中をホソクが支えてた。
Aはジンヒョンをくっつけたまま
ジョングクの傍にいって、その手をとった。
「グクオッパ。マネージャーに連絡してくれて
ありがとうございます。」
JK「…いや、結局…。」
「でも被害最小限に抑えらえたみたいです。」
JK「……なんで…？」
「事前の持ち物検査でカミソリとかあったらしいんで。」
「「「「「「「！！！！」」」」」」」
「オッパに言われなければそのまま検査なかったって。」
だからありがとうございます。
そういうAにジョングクは手を引いて
Aを抱きしめた。
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作者名：V.V． | 作成日時：2016年12月30日 17時
