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「そういえば、マイキー君って今仕事何やってるんスか？」
ふと気になってマイキー君に訊くと、ジョッキに残った氷をガラガラ揺らしながら、
んー？と間延びした声を出した。
結構酔ってるみたいだ･･･顔も赤いし、呂律が回ってない。
「俺はね、今、宝石店経営してるよ。
エマたちのね、結婚指輪も俺んとこの」
「すごいじゃないスか！！
･･･ていうことは金持ち？」
「･･･それなりにな」
ニヤ、と笑ったマイキー君はウトウトし始めたと思ったら机に突っ伏して寝てしまった。
「ていうかタケミチ君！明日三ツ谷君のところにウェディングドレス見に行ってくれない？」
「うん！」
ヒナのウェディングドレス･･･楽しみだなぁ。
お酒を少ししか飲んでないヒナとお酒を飲めないエマちゃんは女子トークで盛り上がっているらしい。
「Aちゃんのウェディングドレス姿も見たかったなぁ〜」
「そうだね！絶対綺麗だったよ」
ヒナが何気なく発した一言に、エマちゃんが食い気味に答える。
「そうだな･･･」
隣から、小さな声が聞こえた。
「Aのウェディングドレスも、俺が仕立てるつもりだったんだけどな･･･」
そう呟く三ツ谷君ももう酔いが回っていて、机に頬杖をついている。
「ダセェよな･･･もう12年も経ってるのに、まだどっか信じられないんだ。」
「三ツ谷君･･･」
「･･･ほんっとにダセェ、俺。
全然Aのこと忘れられないのに、あいつがどんな声してたか･･･
思い出せねぇんだ。
ひでぇ話だよな。」
そう言って机に伏した三ツ谷君の肩は震えていた。
「タケミッチ、気に病むことはねぇよ。
三ツ谷がお前のこと憎んでるわけじゃねぇんだ。
ただ、忘れられないだけだよ」
ドラケン君のその言葉に少しホッとするけど、やっぱり後悔はある。
今のしあわせに辿り着くまで出た沢山の犠牲は、全部俺のせいなんじゃないかって･･･今でも考えてしまう時がある。
「･･･ゴメンな、タケミッチ。こんな話して。」
俺の顔が暗くなったのが分かったのか、三ツ谷君は顔を上げて謝った。
眉を下げた笑顔。
Aさんの笑い方は、いつもそうだった。
今でも思い出す。
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「タケミッチって、なんか未来から来たみたいだね」
「え！？」
「大人びてるし、不思議な雰囲気。
なんか、中学生には思えないから･･･
なーんて、ありえないよね！」
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アップルパイ(プロフ) - こ、これは続きが見たすぎる…！！頑張ってください🥹💓応援してます！！！ (12月8日 23時) (
レス) @page6 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 東リべは無事皆生き返ってハッピーエンドになりました!!!三ツ谷くんと夢主ちゃんのハッピーエンドを是非ッッッ!!! (2022年11月27日 22時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 続きを.....続きをお願いいたします( ﾉ;_ _)ﾉ (2021年12月19日 0時) (レス) @page6 id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル唄(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます！これからも頑張ります (2021年10月16日 21時) (レス) id: de5cad262b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - ぼろぼろ泣いてしまいました🥲大好きです！！応援してます！ (2021年9月30日 2時) (レス) @page1 id: df3eec6718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨル唄 | 作成日時：2021年9月21日 14時
