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〇 BEHIND ページ24



スタッフさんからビハインド動画用のカメラを受け取り一人でカメラに向かって話しながら自分の姿をインカメで映す。


「あんにょん、STAY 〜 。今はカムバックステージの準備中ですよ 〜 。」


まだメイクもヘアメイクもして居ないから少し見苦しいかも知れないけれど尺が足りなかったらスタッフさんにも申し訳無いので取り敢えず回して見た。

回して見たは良いのだけれどこれはどう進行した物かと辺りをぐるりと一周見回せばソファに座って居るヒョンの姿を見付ける。


「ひょん 〜 、チャニヒョン、カメラですよ。」

「お 〜 、STAYあんにょん。」

「隣座っても良いですか?」

「ヒョンの膝の上に来ても良いよ?」

「ヤー!!!子供扱いして!!!」


くくくっと声を殺しながら笑うチャニヒョンの隣に腰を下ろして少し重いカメラをテーブルに置いてからモニターが此方側に向く様に調節してからやっと背もたれにぐだっともたれ掛かる。


「STAY、見てください。酷いヒョンですよ本当に … 」

「ごめんって ㅎㅎㅎ 」


不貞腐れた様にヒョンとは反対側にそっぽを向きながら文句をボヤけばヒョンは可笑しそうに笑いながらくしゃくしゃと俺の髪の毛を掻き混ぜる。

練習生の時からヒョンはわしゃわしゃ髪の毛をぐちゃぐちゃにするみたいに頭を撫でて来る。俺は凄くそれが好きだからイエニの事を同じ様に撫でたりする。

目を瞑りながらチャニヒョンの俺より少しだけ大きな手にされるがままにされて居ると急にヒョンの手がピタリと止まるからもう終わりなのかと薄らと目を開いてヒョンの方を伺う。


「Aヤ … 可愛いなお前は … 」

「 … なんですか急に」


急にしみじみとそう言われれば何とも言えない居心地の悪さと小恥ずかしさを感じてしまって少しだけソワソワする。


「ヒョンもポムも何やってんの」

「リノヒョ 〜〜〜 ン … 」


急に恥ずかしくなって来て俺達の事をからかいに来たで有ろうリノヒョンに助けを求める。

リノヒョンの背中の後ろに隠れればリノヒョンはちょっと嫌そうな顔をするけど決して追い出しはしない。これがヒョンジニだったらどうだか分からないけど ㅋ


「ふは、ポムが隠れました。」

「俺はリノヒョンとくっついて一心同体になったのでリノヒョンは俺で俺はリノヒョンです。」

「ヤー、お前と俺が一心同体なら今からチキンとピザとラーミョン食べるよな?」

「チャニヒョン゛゛゛!!!」

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菜々(プロフ) - 更新楽しみにしています。続きが気になります🥹 (1月28日 8時) (レス) @page33 id: 6590863194 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眠兎 | 作成日時:2021年3月20日 16時

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