Snow Manの愛され女の子。 (ページ41)

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▽儚いページ41

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渡辺side

いつもの如く、休みだったから部屋に篭もるAを連れ出してドライブにでた。

夕方になって、良さげな海を見つけたAは降りたがったから、近くに車を止めて降りる。

小さなベンチに座って、海を眺める。

少し高くなってる場所だから、柵も設置されていて、柵に手をかけて前のめりになりながら、『夕日きれーい！』、『めっちゃええ感じちゃう！？』だなんて、俺より年上だとは思えないくらいはしゃぐA。

俺もベンチから腰を上げてAの隣に足を進める。

渡「A」

『んー？』

渡「辞めないでね、これからもずっと俺らの傍居てよ」

Aは、俺らよりも何倍、何十倍辛い思いして、それでも立ち上がって努力して、辞めてもおかしくないのにこんなにも笑顔で。

急にふって消えちゃうんじゃないかって思ってしまう。

『えぇ、急に何？怖いねんけど(笑)当たり前やろ、今更離れるわけないやん、大切なもんが増えてんから。』

そう言ったAは、とっても優しい表情だった。

渡「そろそろ寒いし、車戻ろ。」

『ん！』

こうして、Aと2人で遊べるのも数回だろうな。

これからは、康二や、目黒、ラウールなんかも増えたりするんだろう。