Snow Manの愛され女の子。 (ページ5)

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稽古も途中で挫折しそうにもなったり、他のメンバーのメンタルケアもしつつ、なんとか本番初日までやってこれた。

怪我もしたり、体力的に持たんくて体調を崩してまう日もあれば、理想と現実のギャップが凄くて、精神的にやられたこともあった。

なんでこんなことが他の人は出来んのに私は出来ひんねんって、自分に腹立った。

でも、そんなときは必ず関西Jrのメンバーが助けてくれたし、それでも無理な時は滝沢くんが助けてくれた。

出来ることは全部した。吐くくらいダンスの練習も滝沢くんと並ぶ女形の舞も練習した。

みんなが褒めてくれるダンスも舞も自信持ってやらな、自信なさげにやってもうたら台無しになる。

関西Jrのメンバーで滝沢くんの楽屋へ挨拶しに行く。

『関西Jrです』

滝「今日は頼むよ」

『はい。お願いします』

初日やからジャニーさんも見に来てて、何故か私と···東京のJr6人が呼び出された。

『な、んでしょう』

ジ「You、この子達のダンスおどれる？」

稽古の時見てたし、粗方踊れるっちゃ踊れるけど···、

『完璧に踊れるかは分かんないですけど、見様見真似なら粗方踊れるかと。···なんでですか？』

ジ「じゃあ、佐久間ちょっと教えてあげて。」

『え、え、』

本番前やのに今やるん？？

何故か佐久間くんと2人っきりになってしまった。