ナムグルの紅一点ちゃん【TXT】

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SBside







作業室でメンバーとの共有フォルダを開いてみると、


見た事のないタイトルのフォルダがスクロールの1番上に。


作成者は、Aだった。


タイミング的に、今さっき書いたんだと思う。









SB「Who am I？…」









…おかしい。


今までAが書き溜めていた詩は、どれも前向きで明るいものばかりだった。


それなのに、突然こんな意味深なタイトルの詩。









タイトル：Who am I？


어떻게하면 좋을지 모르겠어요(どうすればいいのかわからない)

어둠 속(暗闇の中)

빛이 가리키는 것은 언제(ひかりがさすのはいつ?)

모르다…(わからない…)모르다…(わからない…)

얼마나 바라지도 사라져 간다(どれだけ求めても消えてゆく)


악마도 천사도 미소 지어주지 않는다(天使も悪魔も ほほえんでくれない)

저는 계속 혼자(私はずっとひとり)

고독은 무서운 하지만 나쁘지 않아(孤独は怖い でも悪くはないの)


Who am I？

Who am I？


어디 진정한 내가있는 것(どこに本当のわたしはいるの?)









まだ完成してはいないだろうその詩を読み終わったあと、


僕の足は、自然とAの作業室に向かっていた。


あんな歌詞を即座に書けるなんてすごい。


ただ、きっとAは何かに悩んでるんじゃないかって、苦しんでるんじゃないかって、


そんな思いもヒシヒシと伝わってきた。








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