ギリの兄 60 ページ20
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夜ご飯も一段落ついて、
紫耀くんと海ちゃんは、明日も早いからって帰っていった。
私はササッとお風呂に入って、リビングで少クラ鑑賞。
「はい、安定にかっこいいです。」
「あー、廉くんその笑顔は死ねます、さすが顔面国宝っ！」
なんてワーキャー騒いでると、
廉「なに、俺がなんて？」
「あ、廉くん･･･」
ソファーの後ろに、お風呂上がりの色っぽい廉くん。
あー、頼むからその状態でこれ以上近づかないで･･･
同じシャンプーの匂いをかいで倒れそうです･･･/////
廉「あの、さ。」
廉「聞きたいことあんのやけど。」
「へ？？な、何ですか･･･」
廉くんは、リモコンの電源ボタンを押して、
私の目の前にしゃがみ込んだ。
諒子さんとお父さんは、寝室でもう眠りについている。
首を振りながら回る扇風機の音だけが、部屋に響いた。
廉「Aの、気持ちが知りたい。」
「････っえ？」
廉「だから、その、」
廉「この前の･･･俺が一方的に言ったままやったし･･･」
この前のって言われて、いつのことかわからないほど、私もバカじゃない。
き、気持ち、なんて･･･
もう、分かりきってることじゃない。
それでも、
私も同じ気持ちだ、なんて言ったら、きっと彼を困らせてしまう。
それに、
��一応兄妹やし、これ以上どうこうなろうとか思ってないから。��
私が気持ちを伝えたところで、
何にもならない。
廉「俺のこと、そーゆー風には見れんよな･･･」
「ち、ちがうっ！」
やばいっ！
廉くんが、すっごい落ち込んだ顔でそんなこと言うから、
反射的に口が動いてしまった。
廉くんも、びっくりして開いた口が塞がってない。
廉「違うって、何が？」
･････どうする私。
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あやにゃん(プロフ) - 初めてのコメント失礼します！全部読ませていただきました！れんれんとの生活最高すぎます！また機会があればこの作品の短編とか書いて欲しいです(;_;)次回作も楽しみにしてます！ (2020年4月26日 0時) (
レス) id: bb09ea338f (このIDを非表示/違反報告)
しのん。(プロフ) - 最高でした！！ (2020年4月25日 23時) (レス) id: 7f40bec4e9 (このIDを非表示/違反報告)
しのん。(プロフ) - 楽しみにしております！ (2020年4月25日 16時) (レス) id: 7f40bec4e9 (このIDを非表示/違反報告)
テディベア(プロフ) - フーディさん» コメントありがとうございます！1作品としては厳しいですが、短編集として、検討させていただきます！ (2019年10月30日 20時) (レス) id: 8769d68b4e (このIDを非表示/違反報告)
テディベア(プロフ) - あちゅぴさん» 2度目のコメントありがとうございます！短編集でよければですが、平野くんversionも書いてみたいと思います！ (2019年10月30日 20時) (レス) id: 8769d68b4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テディベア
| 作成日時：2019年9月6日 20時
