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ツナが入室を促すと、相手は礼儀正しく部屋に入ってきた｡
｢お久しぶりです、沢田殿｣
相変わらずだな、と思いながらツナは彼に言葉を返す｡
｢久しぶり、バジルくん｡急に頼んでごめんね｣
｢いえ!最近は仕事の方も落ち着いていたので、お気になさらず｣
そう言って爽やかに笑ったのは、CEDEF所属のバジルだ｡数年前よりも襟足が伸びたようだが、日本文化をほどよく勘違いしているところは変わらない｡
以前クロームが提案した指導者はまさにバジルであった｡
温厚な性格を持ち主でありながらもその実力は確かなもの｡さらにいうならボンゴレと関わる機関に所属している｡そしてかつてはツナと共に修行し共に戦った｡Aと同じ雨属性を持つ彼ならば、Aの指導者として適任だと考えたのである｡
｢それで、拙者が修行するのは……｣
｢うん、ちょっと待ってね｡ほら、A｡隠れてないで出ておいで｣
ドアが開いた途端、とっさにツナの後ろに隠れたAにツナは優しく声をかける｡恐る恐るといった様子でAはツナの横に並んだ｡片手はツナの服の裾を小さくつまんだまま、離す様子はなかったが｡
｢自分の名前言える?｣
あからさまに緊張している彼女にそう尋ねると、コクリと1つ頷かれた｡自分で言えるみたいだ｡
｢初めまして｡A、です｡よろしくお願いします、えっと……｣
名前が分からず言葉に詰まってしまうA｡それを察し、バジルは彼女と目線を合わるために体を屈めた｡
｢初めまして、A殿｡拙者はバジルといいます｡これからよろしくお願いします｣
バジルは優しくAに微笑みかけ、自己紹介をしてくれた｡
よかった｡ツナさんが言ってた通り、優しい先生だ｡
Aはそんな風にホッとして、いつの間にかツナの服から手を離していた｡
｢バジルくん｡早速で悪いんだけど、これからのこと色々確認していいかな｣
｢大丈夫です｡拙者からも聞きたいことがあったので｣
｢ありがとう｡じゃあ最初になんだけど……｣
ツナとバジルが今後のことについて話し合う中、Aはまるで試すかのごとくじっとバジルのことをうかがっていた｡
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futureblue�鏡�(プロフ) - ちささん» 初めまして｡コメントありがとうございます!ツナにはかなりお世話になっています,ツッコミにも親バカにも回ってくれるので｡素敵と言っていただけて嬉しい限りです｡できるだけ早いペースでの更新頑張ります!ちさ様もお身体にはお気をつけてくださいね｡ (2019年12月17日 19時) (
レス) id: 495c86097b (このIDを非表示/違反報告)
futureblue�鏡�(プロフ) - まくすうぇるさん» 初めまして｡コメントありがとうございます!そうですね,大人びているところがあるとはいえまだ8歳児なのでそんたくできないお年頃です(笑)多分順位としたらツナ>>>ヒバード>骸ってところですかね｡ (2019年12月17日 19時) (レス) id: 495c86097b (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。作中の綱吉と同じ気持ちで毎回読ませて頂いております← すごく素敵な作品でもう更新が楽しみで楽しみで仕方がないです！お体に気を付けて無理せず更新頑張ってください！ (2019年12月16日 23時) (レス) id: 6d1f2ce8ab (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 主人公の関心 骸＜ヒバード ぷぷっ・・・www (2019年12月16日 19時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
futureblue�鏡�(プロフ) - 成田優吾さん» 初めまして｡コメントありがとうございます!何回も読んでいただけてるなんて嬉しさの極みです｡なかなか読者の方の声を聞くことができないので、面白いと言ってもらえて幸せです｡早いペースで更新できるよう頑張ります!成田優吾様もお身体にはお気をつけてくださいね｡ (2019年12月9日 18時) (レス) id: 495c86097b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：futureblue�鏡� | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2019年11月22日 16時
