からふるみどり【○】

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亮「大倉、赤が10点追加やって」








「えーまだ俺仕事あんの？」









亮「他の奴水分補給やって」









「てか亮ちゃんなにげに背低いやんな」









亮「ほっとけ！」









ヤスから貰った凍らせタオルは解凍され、温くなってきた






日光がジリジリ体から水分を奪ってくのが分かった









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「顔色ヤバいって！」「アカンやつやんかっ」








ぼんやり遠くで皆の焦ったような声が聞こえる







目を開ければ視界が歪んで気持ち悪いから目を瞑る









「やっと先生来た」「って、次俺らやんっ」








同級生の焦った声が聞こえなくなると、今度は先生達の声









あぁ…担架揺れすぎて気持ち悪い…








5月でも熱中症ってなんねんなぁ…









なんて今にも吐きそうな頭で思う









渋「よっ、」







「う”ぅ…」









程よくクーラーの効いてる保健室


ベッドに下ろされて目を開けると冷えピタのカバーを外してる渋谷先生



また周りがグルングルン回り出したから瞼を閉じると、オデコに冷えピタが貼られた









あー…気持ち悪




点数板は保健室側にあるから


「ちょ、届かねーって」「誰か踏み台持ってこいよ」「何でこんな高い位置にあんだよ」




そんな声が聞こえてきて少し罪悪感が芽生えた








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あんなに気持ち悪かってんけど、俺のは軽度だったらしくて30分ぐらい休んでたら治った









二宮「大倉っ マジでごめんっ」






勢いよく保健室のドアを開けた和羽









二宮「大倉が意外と体弱いの忘れててっ」









「忘れんなよー まぁ、軽度やったから大丈夫やしっ」





二宮「先生達もザワザワしてたからめっちゃくちゃ心配したのに こんなに元気とはっ」









「ちょっと、何で損したみたいに言うん？笑」









二宮「…まぁ、うん ……ごめんね？」









あぁ、沢山喋ったのは照れ隠しか



…横山君みたい笑








渋「二宮、2年の櫻井転んだから手当てしてこい」







救急箱持って和羽が出てくと





渋「二宮、何かしたん？」









「俺が保健係の代表選ばれてたんすけど、アイツが点数係に推薦してきたんす」









渋「ふ〜ん」









渋「………俺はお前が代表のが良かったで」









え？









渋「ほれ、忘れんとポカリ飲み」









今日の渋谷先生は何だか変やと思う
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8→←6

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Heavenly Psycho

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