暗殺チームを動物に例えたら 暗殺チーム ページ17
チームのメンバー全員が、リビングに集まっていた。
今日はもう仕事がなく皆でくつろいでいる。
それぞれ紅茶だのコーヒーだの飲んでいる中、私はぐるりと皆を見回す。
やがてそれに気付いたギアッチョが貧乏ゆすりしながら私を睨んだ。
「さっきからなんだよA、ガンつけやがって」
「頭の中で皆を動物に例えてた」
「ハァ？」
「ほう、じゃあ俺は何だった？」
怪訝な声を出すギアッチョの隣、ホルマジオが笑いながら食いついてくる。
「ホルマジオは虎かなー。虎マジオ」
「おー、猫科。じゃあコイツは？」
猫科だったことに彼はちょっと好反応を示した。
そして右隣にいたおさげ髪を肘で小突く。ちょっとムッとするイルーゾォ。
「え、難しい…なんだろ、山羊かな。角の大きいやつ」
「やッ山羊ィ！？なんでまた」
驚いた顔をするイルーゾォ。
確かに山羊ってちょっとマイナー。
「なんかしなやかなところ。あと草食動物だから」
「褒めてると受け取って良いのか、それ」
微妙な表情のイルーゾォに苦笑すると、今度はプロシュートと目が合った。
「プロシュートは鷹かな」
「聞いてねぇぞ」
「まぁまぁ。大きい猛禽類だと思うんだよね」
「兄貴が鷹…わかる気がする」
興味無さげな彼の隣、弟分のペッシが相槌をうつ。
「あ、ペッシは犬一択」
「えっ」
「だっていつも二言目には兄貴だし、忠犬ぽいし」
「うーん、否定はしないけど…」
ちょっと複雑そうに頬を掻くペッシがなんだか可愛い。
ペッシまで例えると、今度はメローネが身を乗り出してくる。
「ねぇねぇA、俺は？」
「メローネは兎」
「ベネ！俺そんなに可愛い？」
「いや、万年スケベだから」
「ハハッなるほど、バニーガールもそこからきてるらしいよ」
馬鹿にしてやってつもりが、笑って豆知識を話すメローネ。流石変態、強い。
これにはホルマジオもしょーがねぇなぁと苦笑い。
メローネは乗り気になって他のメンバーの予想を始める。
「ねぇ、俺的にギアッチョは羊だと思うんだけど」
「あー、髪の毛？確かにね」
「……」
私達の勝手な会話にギアッチョが歯を軋ませる。
「でもギアッチョは猫かな。警戒心強いし」
「おーディ・モールト可愛い」
「っるせーぞッ！オメェら好き勝手言いやがってッ！！」
「ほらほらそうやって怒るとこ、シャーッてなってる猫みたい」
「何だとぉ〜ッ！！？」
キレたギアッチョにはメローネを生贄に差し出しておいた。
上の続き→←call me maybe 歌詞無さんリク ドッピオ
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ウィルゴ・パルテノス - リクでダービー兄弟と一緒に日本の駄菓子を食べてみたをお願いします (2022年8月16日 7時) (
レス) id: b628f3ea92 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコダイル - 15さん» コメントありがとうございます。浮上もできない半端な者ですがもう少しだけ頑張るつもりです。 (2020年9月18日 16時) (レス) id: eaa08fab16 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコダイル - みかんじゅうすさん» 更新はするつもりです。ですが、度重なる体調不良と将来の進路に関する活動を含む学生生活が忙しくてなかなか趣味としてPCに向かえない日々が続いております。決して投げ出したわけではございません。誠に申し訳ございません。もうしばしお待ちください。 (2020年9月18日 16時) (レス) id: eaa08fab16 (このIDを非表示/違反報告)
みかんじゅうす - もう更新されないんですか？ (2020年9月16日 23時) (レス) id: 33585c80db (このIDを非表示/違反報告)
15 - 神よ！ (2020年8月15日 22時) (レス) id: 33585c80db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコダイル | 作成日時：2018年9月17日 21時
