歪んだ十字架２ (ページ42)

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涼太side

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ただいまのお時間・・・

深夜１２時を回ったところです(笑)

　

康二「なんや・・・急に(笑)。」

辰哉「深澤家作戦会議の時間。」

大介「なんでこんな遅いの？今何時だと思ってんの？さすがの俺も電池切れるよぉ～。」

辰哉「文句は全部蓮に言って。帰ってくんの遅すぎんだよ。不良俳優！」

蓮「仕事だって！！芸能界は押したり、引いたり時間通りにいかないことが多いの！」

康二「引いたりって(笑)」

涼太「まぁいいから始めよ。ラウのことでしょ。」

　

　

　

　

わちゃわちゃとした中で、ラウールの名前を出した途端に静まり返るリビング。

とりあえず今日は、例の３人以外で作戦会議。

　

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辰哉「ラウさ・・・かなり重度の胃潰瘍だって。かなり前から症状あったんじゃないって言われた。」

蓮「お腹痛いこと言おうとしてたのかな？俺に。」

辰哉「万引きの迎えに行ったときにさ、担任の先生に会ったんだけど、ラウ、すごく成績良いんだって。学年でもトップですよって。言われちゃった。」

康二「そうなんや・・・全然知らんかったなぁ。」

涼太「そもそも俺らが知ろうとしなかったもんね。」

大介「そうだね・・・。」

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