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蓮side
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照にいと翔にいの言葉に愕然とする。
蓮「何・・・それ。」
何だよ、それ。
そんな・・・理由で？
蓮「お金は俺があげたくてあげたの。もうすぐラウの誕生日だから。買う時間ないから、これで一緒に買い物しようねって・・・。」
ラウールはいらないって言ったんだよ。
僕にはもらう資格がないって。
迷惑かけてばっかりだからって。
貰えないよって。
毎年ちゃんと家族で祝ってあげられないもどかしさを感じてた。
だから・・・
だから今年こそは。
辰にいとも相談して、４年ぶりに盛大にお祝いしようねって・・・
約束してたのに。
蓮「そんな・・・ラウの気持ちを責め立てるなんて・・・最低。」
照「っ・・・・・・。」
翔太「っ・・・・・・。」
そう言うと、
照にいとと翔にいから一気に血の気が引く。
きっと２人からしたら、酔った勢いで出た言葉だったのかもしれないけどさ。
ラウールからしたらさ、
耐えられないほどの
悲しみだったんだね。
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作者名：ゆり
| 作成日時：2022年11月1日 0時
