23.【ロー】 ページ27
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しまった…！
油断した！！
「うわあああ！キャプテンどうしよう！！」
「お、おい！Aがいないって…！」
「…クソッ！」
一人でフラフラとどこかへ行くような奴ではないし、この短い時間で姿を消すなんて、明らかに謀られたものとしか考えられない。
「ずっとタイミングを見計らってたのか…！」
「えっ！Aいなくなったのか！？迷子かアイツ！しょうがねェなァ〜」
「「「攫われたんだよ！！！」」」
「エエエエエ！！攫われたァァ！！？」
今までも何度か同じことはあるが、貿易商人の街なんて、下手すれば、裏で人身売買に関わっているような奴がいてもおかしくはない。
それくらいカモフラージュしやすい場所だ。
それなら、
「…」
「キャプテン？！どこ行くの！？」
「一番怪しいのは奴しかいないだろ」
フランチェスカ・ビクトル。
コメルス島最大の貿易商人兼武器商人。
人身売買をしてることは調べに上がってないが、可能性はゼロじゃない。
「…うっし！行くか！」
「は？おいルフィ！また勝手なことすっとナミに怒られるぞ！？」
「でもアイツ、トラ男の大事な仲間なんだろ？」
「…っ」
こいつは…、麦わら屋は、真っ直ぐに見てきて、たまにまともなことを言う。
「……あァ、大事なヤツだ」
口を抑えてるペンギン達と、何故か鼻屋。
「しししし！よーし！！ウソップ！！ちょっと行ってくる！！」
「おいおいルフィ、それはいいが…あんまり騒ぎたてると…！」
「大丈夫だ！祭りはあと一日ある！！」
「そういう事を心配してんじゃねェんだよオレは！！」
準備運動をしている麦わら屋を横目に、ペンギンに声をかける。
「奴の屋敷は」
「ここから北部の、あのデカい屋敷です。門番は常に二人、交代制。朝夜二回の貨物の出入り。ただ、夜の貨物の出入りはフランチェスカ本人が現場に赴くことが多いらしい」
「聞いたか麦わら屋。貨物の出入りの時間に合わせて…」
「あいつならもういねェぞ？」
「は！？」
準備運動をしていたはずの麦わら屋を見ると、その場にいたのは鼻屋だけで、すでに北へ向かって走って行く麦わら屋。
「クソッあの馬鹿！人の話も聞かねェで！！」
「ほら、アイツに作戦とか、無理だから」
呆れた様子の鼻屋に八つ当たりのように舌打ちをして、後を追いかけた。
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Sumile(プロフ) - つばめさん» キラーは冷静な分析タイプだと思っています(笑)ウソップは現実的で、ゾロは野生の勘です← (2022年12月5日 12時) (
レス) id: c9c35200a7 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ロードンマイ キラー感良すぎキッド達もルフィの船に来れば (2022年11月30日 12時) (レス) @page48 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
Sumile(プロフ) - つばめさん» そうなんです！なんだかんだ人の事見てるんですよね！ (2022年11月26日 0時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ルフィの感の良さはある意味時に鋭いですよね (2022年11月24日 23時) (レス) @page47 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローにとってこの２つの海賊団は厄介そのもの特にルフィ達は厄介の塊ローにはご愁傷様ですがこの２つの海賊団同時又は一つづつでも良いので彼らの絡み見たいです^ - ^ (2022年11月18日 12時) (レス) @page46 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sumile | 作成日時：2022年9月26日 20時
