17.【you】 ページ19
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いつものツナギに、いつも通り髪を下ろして、船長の少し後ろを歩く。
「どこに行きたいんだ」
『雑貨屋さんです』
「そうか」
特に多くを話すわけじゃない船長。
でもクルーを想う気持ちが強くて、戦っても強くて、かっこよくて、男女問わずモテる人なんだなあといつも思う。
いつからだろう。
この人はどういう女性に惹かれるんだろう、って考えるようになったのは。
「どっかにメスのシロクマいないかなー」
「今まで見たことねェだろ!」
『シャチさんはどういう女性が好き?』
「んー、やっぱ美人がいいよなー!」
『ふふふシャチさんらしい。ペンギンさんは?』
「俺はー…Aみたいな可愛い子がいいな!」
『え!』
「おい、ペンギン」
「キャプテン…っ!み、みたいなって言ったじゃないっすか!」
『船長は?』
「あ?…そういうのは考えたことねェな」
あまりそういうことを教えてくれない船長。
綺麗な女性に声をかけられてることが多いから、きっと目が肥えてしまってるんだろう、なんて思ってたら…
やっぱり、キャプテンが気に入った人は、とても色気があって綺麗な大人の女性だった。
あの人が船長に抱きついた時のことを思い出して、頭を振るように掻き消す。
『あっ船長、ここです！』
「ここか」
『すぐ終わるので待っててくださいね』
船長を待たせないように、目当ての物を探す。
「ねえ、あの人かっこいい！」
「本当だ！誰か待ってるのかしら…」
「ああいう人には既に美人な彼女がいるっていうのがオチなんだから、諦めなさいよ(笑)」
船長のことを見ながら言ってる女性３人を見て、ふと、鏡に映る私を見る。
いつもと変わらず、色気もない私。
少し悔しくなって、近くにあった香水に手を伸ばすと、手首を掴まれる。
『っ！』
「香水はくせェからやめろ」
掴んだのは、いつの間にかそばに来ていた船長だった。
大人しく、香水を諦めて、目的の物を買った。
お店を出ると、船長は船と逆の方向へ歩いて行く。
『船長？』
「…少し散歩でもどうだ」
それだけで、充分に嬉しくなる。
『ふふふっ、はいっ』
私は、
船長がタイプかもしれません。
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Sumile(プロフ) - つばめさん» キラーは冷静な分析タイプだと思っています(笑)ウソップは現実的で、ゾロは野生の勘です← (2022年12月5日 12時) (
レス) id: c9c35200a7 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ロードンマイ キラー感良すぎキッド達もルフィの船に来れば (2022年11月30日 12時) (レス) @page48 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
Sumile(プロフ) - つばめさん» そうなんです！なんだかんだ人の事見てるんですよね！ (2022年11月26日 0時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ルフィの感の良さはある意味時に鋭いですよね (2022年11月24日 23時) (レス) @page47 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローにとってこの２つの海賊団は厄介そのもの特にルフィ達は厄介の塊ローにはご愁傷様ですがこの２つの海賊団同時又は一つづつでも良いので彼らの絡み見たいです^ - ^ (2022年11月18日 12時) (レス) @page46 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sumile | 作成日時：2022年9月26日 20時
