125 ページ26
〜貴方side〜
ﾊﾔ｢これからの予選は1対1の実戦型式。ルールは一切無しです」
第2の試験とは違い、ここには上忍もいるため無闇に死者を出すことは無さそうだ。
ﾊﾔ「では、さっそくですが第一回戦の2名を発表しますね」
そして、目の前の電光掲示板に映された名前は、ウチハサスケとアカドウヨロイ。
ナルト・サクラ
「！」
貴「なんてタイミングの悪い…！」
ﾊﾔ「えー…では、これから第一回戦を開始しますね。対戦者2名を除くみなさん方は上の方へ移動して下さい」
サクラといのさんと一緒に上に移動すると、顔色の悪いサスケの様子に誰しもが気づく。
しかしサクラは何も言わずに祈るようにサスケを見守った。
そこから怒涛の展開だった。
サスケは術を使わずに戦うが苦戦を強いられており、それに見かねたナルトがガバッと身を乗り出して叫ぶ。
ナ「サスケェ！！てめーはそれでもうちはサスケかあ！！ダッセー姿見せんじゃねェー！！！」
サスケが驚いてナルトを見ると、その隣にいたリーさんの姿を見てハッとする。
そしてヨロイに繰り出した技は、リーさんがサスケに使った影舞葉、そしてオリジナルの獅子連弾。
ﾊﾔ「勝者・うちはサスケ！」
ｻｸ「よかった…本当に…っ」
よろめくサスケをカカシが支えると、来ようとする医療班を制して連れていってしまった。
そして次の試合が進行される中、くいっと隣に座るサクラに袖を引っ張られる。
ｻｸ「唯、ちょっとついてきて」
貴「…わかった」
そのまま無言で人気のない所に移動すると、サクラは不安そうに私を見つめた。
ｻｸ「その、死の森のことで唯にはちゃんと説明できてなかったから…」
貴「…先程のサスケの戦いを見て、大体は把握した。死の森でのことも、私がやったのだろう…」
ｻｸ「……うん。でもあれは呪印のせいで…！」
貴「それでもだ…恐らく、これはチャクラを使おうとすると発動する仕組みになっているようだから、サスケも使えなかったのだろう」
ｻｸ「そしたら唯刀も出すことが出来ないじゃない！どうやって戦うのよ！？」
貴「なるようになるであろう。…なに、やれることはやるぞ」
ｻｸ「…死なないで」
サクラはそう言うと瞳を潤わせた。
こくり、と頷いたところでアナウンスが響く。
ﾊﾔ「次！永月唯ＶＳ乙桐 桔梗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
乙桐 桔梗はオリジナルの登場人物です！
後に設定だします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おふ豚(プロフ) - シルバさん» ありがとうございます！そう仰って下さると何よりも励みになります！シルバさんの期待に応えれるよう、これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年5月22日 20時) (
レス) id: f11330c0ee (このIDを非表示/違反報告)
シルバ(プロフ) - はじめまして。シルバといいます。とても素敵な作品ですね！読んでいてとても面白く、続きが気になります。頑張ってください！ (2019年5月21日 23時) (レス) id: 54f5825f9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おふ豚 | 作成日時：2019年5月12日 22時
