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〜貴方side〜
ｻｸ「ちょ…ちょっとどういうことですか！？いきなり合格なんて！10問目の問題は！？」
森「そんなものは初めから無いよ。……言ってみれば、さっきの2択が10問目だな」
先程の厳格な雰囲気とは一変してニカッと爽やかに微笑む森乃試験官。
そんな試験官の言葉に、サクラは驚いたように目を丸くした。
ﾃﾏﾘ「………でも…なんか最後の問題だけは納得いかないんだけど…………」
森「しかし……この10問目こそが…この第一の試験の本題だったんだよ」
ナ「？」
森「10問目は………受けるか受けないかの選択。言われるまでもなく……苦痛を強いられる2択だ。受けない者は班員共々即失格……受けるを選び、問題に答えられなかった者は永遠に受験資格を奪われる。実に不誠実極まりない問題だ……」
ｲﾉ「……………」
森「じゃあ…こんな2択はどうかな……。キミたちが仮に中忍になったとしよう……任務内容は秘密文書の奪取…。敵方の忍者の人数・能力・その他軍備の有無一切不明、さらには敵の張り巡らした罠という名の落とし穴があるかもしれない……。さぁ…受けるか？受けないか？命が惜しいから……仲間が危険にさらされるから……危険な任務は避けて通れるのか？」
ナ「…………」
森「答えはノーだ！どんなに危険な賭けであっても……おりることのできない任務もある。ここ一番で仲間に勇気を示し………苦境を突破していく能力…これが中忍という隊長に求められる資質だ！」
すると試験官はするり、と頭の布をとる。
そこには酷いなんて一言では言い表せないほどの無数の傷跡が刻み込まれていた。
受験者たちが一斉にどよめいたのを見届けると、再び傷跡は布に隠される。
貴(惨い…国の為に感情を捨てるのが立派な忍というけれど、これが忍として正しいというのならなんて惨いのだろう…)
話が終わると、窓から黒色の布とともに次の試験官が盛大に入ってきた。
ナ「な…なんだぁ！！！」
ｱﾝｺ「アンタ達よろこんでる場合じゃないわよ！！私は第二試験官！みたらしアンコ！！次行くわよ次ぃ！！！ついてらっしゃい！！」
貴(ナルトみたいな人が来た…)
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おふ豚(プロフ) - シルバさん» ありがとうございます！そう仰って下さると何よりも励みになります！シルバさんの期待に応えれるよう、これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年5月22日 20時) (
レス) id: f11330c0ee (このIDを非表示/違反報告)
シルバ(プロフ) - はじめまして。シルバといいます。とても素敵な作品ですね！読んでいてとても面白く、続きが気になります。頑張ってください！ (2019年5月21日 23時) (レス) id: 54f5825f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふ豚 | 作成日時：2019年5月12日 22時
