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〜貴女side〜
ナ「忍者をやめろってどーゆーことだよぉ！！・・・そりゃさ！そりゃさ！確かにスズ取れなかったけど！なんでやめろまで言われなくちゃなんねぇんだよ！！」
カ「どいつもこいつも忍者になる資格もねぇガキだってことだよ」
ダッ
その途端、サスケさんが先生に向かって攻撃を仕掛ける。
ナ「あ！」
ｻｸ「サスケくん！！」
ドッ
カ「だからガキだってんだ」
しかし、走り出した時点でサスケさんはカカシ先生に地べたへと押さえつけられてしまった。 ご丁寧に足で頭を踏んで。
ナ「！！」
ｻｸ「サスケくんを踏むなんてダメー！！」
カ「お前ら忍者なめてんのか、あ！？何の為に班ごとのチームに分けて演習やってると思ってる」
先生の怒号に全員がビクリと身を震わす。
ｻｸ「え！？・・・どーゆーこと？」
カ「つまり、お前らはこの試験の答えをまるで理解していない・・・」
ナ「答え…！？」
カ「そうだ。この試験の合否を判断する答えだ」
ｻｸ「だから・・・さっきからそれが聞きたいんです！」
貴「わからないですか？先生はずっと、私達にヒントをくれていましたよ」
ｻｸ「え・・・、唯さんはわかっていたの？！そしたらなんで私達に早く教えなかったのよ！？」
貴「この答えは、自分で気づいて初めて意味があるものなんです」
ｻｸ「意味・・・？」
訳が分からないといった表情を浮かべている。
カ「・・・ったく」
ナ「あ〜も〜！だから答えって何だってばよぉ！？」
貴「この課題の要は、協力しあうこと。・・・ですよね？先生」
カ「そう、すなわちチームワークだ」
ナルト・サクラ・サスケ
「「「！」」」
カ「4人でくれば・・・スズを取れたかもな」
ｻｸ「なんでスズ3つしかないのにチームワークなわけぇ？4人で必死にスズ取ったとして、1人我慢しなきゃなんないなんて、チームワークどころか仲間割れよ！」
カ「当たり前だ！これはわざと仲間割れするよう仕組んだ試験だ」
ｻｸ「！！」
ナ「え！？」
カ「この仕組まれた試験内容の状況下でもなお、自分の利害に関係なくチームワークを優先できる者を選抜するのが目的だった」
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作者名：おふ豚 | 作成日時：2019年4月8日 12時
