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〜貴女side〜
貴「あれは・・・」
はたけカカシと別れた後に、1人で歩いているとサクラを見つけた。
・・・何故か、顔を真っ赤にして幸せそうに顔を緩ませている。
貴「あ、サクラさん・・・でしたよね？」
私は驚かさないように丁寧に声をかけると、サクラさんは私の姿を見て「ああ！」と声を上げた。
ｻｸ「同じメンバーだったわよね！これからよろしくね！」
貴「ええ、こちらこそよろしくお願いします」
サクラさんは明るく元気な女の子のようだ。綺麗で長いピンク色の髪が風にたなびいて、女の子らしさを主張している。きっと手入れもしっかりしているに違いない。
お互い無難なやり取りを数回交わしたあと、「ところで・・・」と切り出した。
貴「先程遠くからサクラさんを拝見したとき、とても幸せそうに見えましたが、何かいい事でもありましたか？」
ｻｸ「え！あー、いや、なにも・・・」
そう言いながらも、頬を赤らめるサクラさん。
ここでぐいぐい問い詰めるのも、印象がよくないか、と思い「そうですか」と適当に返事をする。
その時、向こうから来る人影に気づいた。
貴(あれは、サスケさんだな)
サクラさんも気づいたようで、勢いよく彼の前に飛び出す。
ｻｸ「サスケくん！も〜シャイなんだからぁ！心の準備はできた？私はもうバッチリなんだけどなぁ！」
頬を赤らめ、弾む声でサスケさんに声をかけるも、当の本人はサクラさんをガン無視してナルトを探していた。
それが気に食わないのか、サクラさんは少しむっとした表情をする。
ｻｸ「ナルトなんて、どうでもいいじゃない。
いつも、サスケくんにつっかかって、うっとしいじゃない。
ほら！あいつ親いないじゃない？」
その言葉でサスケさんがピクッと反応した。
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作者名：おふ豚 | 作成日時：2019年4月8日 12時
