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「本当になんでAなんかと知り合いなんですか?」



真奈美が川西さんの隣にもう座っている。



それに私なんかってなによ。



「俺はな、今日Aちゃんと初めて会ってん。今日は賢志郎に連れてきてもらったんよ」



「違うやろ。『連れてきてもらった』んじゃなくて、『勝手についてきた』やろ」



「じゃあ、川西さんがAと先に知り合ったんですね」



ん…?



「あの…水田さん?」



「ん?」



「なんで…私のこと下の名前で呼んでるんですか?」



ちょっと気になった。今日初めて会ったのというのに。



「ごめんなあ、初対面なのに馴れ馴れしかったよな。賢志郎がいつもAちゃんAちゃん言ってるからつい…」



「ちょっ、何言うてるん!相楽さんや、相楽さん!」



「別に、Aでもいいですよ」



「「…」」



えっ、何この沈黙?



「ええの…?」



「はい…」



「よかったやん、賢志郎!」



「ありがとう、水田くん!」



川西さんが水田さんの手を取って、ブンブン動かしている。



えっ、何?私下の名前で呼んでもいいですよって言っただけなのに…



このことを説明してくれないかと真奈美とママを見たが、二人とも口元を上げているだけ。



…?



「あっ、ママさん。私も生もらえますか?」



「いいよー。Aちゃんは?」



「…じゃあ、私も生で」



そう言いながら私も真奈美の隣に座る。



「あの…水田さん、川西さん。私のお願い聞いてもらっていいですか?」



どんなけ聞いてもらったら気がすむの!



「川西さん、私と席変わってもらえませんか?」



「ええけど…なんで?」



「両隣を和牛さんに座ってもらいたい…」



恥ずかしくないのかあ!



「ええよ、かわろ。水田くんの隣嫌やし」



「賢志郎!」



笑いながら川西さんは席を立って、真奈美がついさっきまで座っていた席に座る。



「うん、水田くんの隣より、Aちゃんが隣の方がええわ」



「賢志郎!」



お二人、本当に仲良いんだな。



けど、真奈美が席かわってほしいって言ったおかげで、川西さんの隣になれた。



感謝の気持ちを込めて真奈美の方を向くと、軽くウィンクをしていた。



まさか、最初から私と川西さんを自然と隣にさせる作戦だったの…?



ちょっと見直した。

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さら(プロフ) - ありがとうございます!これからもちょくちょく更新していきたいと思ってますので、楽しみに待っててください^_^ (9月20日 7時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
ハンナ(プロフ) - 一気読みしてしまいました!面白くて、何だかあったかい気持ちに。更新楽しみにしてます。 (9月19日 1時) (レス) id: 9d1b7de85f (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 黄色パーナさん» コメント、ありがとうございます!毎日更新というわけにはいかないですが、これからも頑張って書いていきますので、よろしくお願いします。 (4月14日 9時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
黄色パーナ - 愛読しています!更新楽しみにしています(*^▽^*) (4月14日 7時) (レス) id: ceaebda915 (このIDを非表示/違反報告)
あやかちん(プロフ) - さらさん» なるほど……そんなことが… (4月9日 22時) (レス) id: 34fff6315e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さら | 作成日時:2019年3月24日 23時

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