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スマホを見ながら、少しばかり絶望していた。



そうだよね、急に来いっていってもいくら優しい川西さんでもきてくれないよね…



やっぱり、私一人でなんとかしないといけないのかな…



「ピロロン、ピロロン」



スマホを見ると、川西さんからだった。



電話掛けてきてくれた…



「はい、相楽です」



「相楽さん、仕事でなんかあったの!?」



電話の向こうの川西さんは、とても心配してくれているようだった。



それに私、仕事のことを相談したいって言ってないのに…



「川西さん…」



なんていい人なんだろう。



「ありがとう…ございます…」



…なんだか涙が出てきた。



「…相楽さん?」



「すみません…なんだか泣けてきちゃって…そうです、仕事のことを相談したくて…」



涙を手で拭う。



「…長くなるけど、いいですか?」



「うん」



途切れ途切れでなかなか進まない話を、あの日のように何も言わずに川西さんは受け止めてくれた。



「_____で、今日会社行ったら、課長に『クビだあ!』って言われて…まあ、そんな簡単にクビにはならなかったんですけどね…どうしたらこの状況から抜け出せるかがもう、分からなくて…」



「嫌がらせメールとか送られてきたんやろ?そのメール、課長より上の人に送りつけてやればええやん」



「あまりおおごとにはしたくないんです!それに、私が課長や中澤さんの標的になってれば、他の人は安全なんです」



「相楽さん、」



「はい…」



電話の向こうの川西さんは、なぜだか怒っているように感じた。



「もう、相楽さんは十分頑張った。むしろ頑張り過ぎや。初めて会ったとき、もうすでに倒れてたやん。楽になってええねんで」



「……でも」



「でもやないねん!」



ビクッとなる。



「これ以上ことを長引かせたら、相楽さん壊れてまうで!頼むから…もう、終わらせてくれ…」



何で…何で私のことなのに、こんなに…

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さら(プロフ) - 黄色パーナさん» コメント、ありがとうございます!毎日更新というわけにはいかないですが、これからも頑張って書いていきますので、よろしくお願いします。 (4月14日 9時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
黄色パーナ - 愛読しています!更新楽しみにしています(*^▽^*) (4月14日 7時) (レス) id: ceaebda915 (このIDを非表示/違反報告)
あやかちん(プロフ) - さらさん» なるほど……そんなことが… (4月9日 22時) (レス) id: 34fff6315e (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - あやかちんさん» というのも私の母はまなみと名付けたかったそうで。でも、私のおばさんの名前が真由美で、似ていてまぎらわしいからという理由で、結局今の名前になったそうです。(これ、本当です。) (4月9日 21時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - あやかちんさん» 真奈美ちゃんの作戦は考えました!気に入ってもらえてよかったです。ちなみに私も名前がまなみになっていた可能性があったんです。 (4月9日 21時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さら | 作成日時:2019年3月24日 23時

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