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第三十話 ページ32

転校してから五日目、大分この学院の仕組みにも慣れてきた。そりゃ一週間たったからそうか。
明日は土日だ!とウキウキ気分でいると、そんな私とは反対に曇った表情の衣更くんが目に入る。

『どうしたの?衣更くん。
なんか元気無さそうだけど。』
「ああ、すみれ。
実はさ、俺生徒会入ってるんだけど、今週中に終わらせなきゃいけない書類が終わりそうになくて。」

こりゃ今週末も来てやらなきゃな、と零す。
、、、何社畜みたいなことしてるんだ、君は。
衣更くんにはいつもお世話になってるので、何か役に立ちたいと思いこう言う。

『ねえ、何か私に出来ることない?手伝うよ。』
「、、、お前、本当イケメンだな。
じゃあお言葉に甘えてお願いしてもいいか?」

そう言われて昼休み、私は衣更くんと一緒に生徒会室に向かう。二人して大量の資料を持ちながら。
生徒会って大変だな、、、。


生徒会室の重厚な扉を開く。

「衣更、ご苦労だったな。その書類はこっちへ置いてくれ。、、、後ろにいるのは誰だ?」

眼鏡の人にキッと睨まれ、思わず立ちすくんでしまう。怒られると思うくらいの鋭い眼光。
、、いや、目の下に隈がある。この人も苦労人だ。

『お疲れのところすみません。私、新しい転校生の高峯すみれです。雑用くらいしか出来ませんが、何か手伝えることは無いかと思って来ました。』
「、、、噂に聞いていたのとは随分違うな。
羽風と瀬名を引き連れていると言っていたから、また問題児かと思ったが、、」

衣更くんそんな顔でこっち見ないで。引き連れてないから。
副会長の蓮巳先輩と名乗る方によると、今生徒会は猫の手も借りたいほど忙しいらしい。無事、手伝う許可をいただけた。


さて、話は変わるが、私がこの学院で一番驚いたのは昼休みの長さである。
レッスンなどを行う生徒も多いことから、なんと一時間半もあるのだ。
だから生徒会もこの時間を使うんだな、納得。

そんなことを考えながら資料の数字をひたすらパソコンに打ち込んでいると、聞き覚えのある高い声が聞こえてきた。
「ふふーん!ボクが手伝いに来てやったぞ!って、すみれ?」
「おや転校生様ではないですか。なぜここにいらっしゃるのですか?」
登場したのは桃李くんと伏見くん。
手伝いを申し出たのだと話すと、桃李くんに「なかなかやるじゃん!」と褒められた。



三十分ほど経った頃、一旦休憩にすると言う副会長の声で作業を中止する。

、、、この後のランチタイムで、事件は起こるのだった。

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月の子(プロフ) - ぱんけーき。さん» ありがとうございます!嬉しいです〜! (2022年1月17日 20時) (レス) id: 384a7105eb (このIDを非表示/違反報告)
ぱんけーき。(プロフ) - すごく面白いです………!更新楽しみにしてます!!! (2022年1月17日 20時) (レス) @page22 id: 7214f7ad2c (このIDを非表示/違反報告)
月の子(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます!気持ちにムラっけがあるので定期的には難しいかもしれませんが、沢山書くつもりなので、良かったらまた読んでいって下さい! (2022年1月17日 18時) (レス) id: 384a7105eb (このIDを非表示/違反報告)
月の子(プロフ) - 実珠さん» ありがとうございます!ゆっくりになっちゃうかもですが、いずれEdenとも絡ませたいです〜! (2022年1月17日 18時) (レス) id: 384a7105eb (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - うわああああ良良良!!かっこいい夢主大好きなんです……!続きも楽しみにしてます!無理せず作者様のペースで更新頑張ってください! (2022年1月17日 16時) (レス) @page19 id: a1c580f323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月の子 | 作成日時:2022年1月14日 22時

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