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第二十一話 ページ23

『えと、、日々樹先輩?一体、何を、、』
最高の舞台?舞台と言うことは演劇部だろうか。
演劇部、、、あ、氷鷹くんが入っていると言っていた部活だ。その時、確か、、

「後輩は良い奴だが、先輩が変態だ」

ああ、一致した。このお方か、噂の変態さん。
私記憶力良いじゃん。自分を褒めてあげたい。
という事は、良い奴の後輩と言うのが、ドレスを着ている友也くんってこと?

じっと考え込んでいると、大きな音と共に目の前に薔薇の花束が差し出された。

「どうぞこちらを見て下さい、プリンセス☆
いや、先程の友也くんとのツーショットを見るなら、貴方は王子様でしょうか?」
ニコッと笑いながら言う仕草は、上品で繊細で、言葉では表現出来ないほど綺麗。
それに、代わる代わる不思議なことが起きているが、全然嫌な感じがしない。

「さあ、一緒に如何です?貴方も最高の演者になりましょう!お手をどうぞ。」
そう手を取られ、私は好奇心に勝てずに部室の奥へと入って行った。
今日ラストの部活見学はここで決まりのようだ。

、、そう言えば、友也くんはどこに行ったのだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


奥は、舞台の小道具と思われる家具や、綺麗な衣装が沢山ある。見入っていると、先輩に一着の衣装を渡された。
「その裏に着替えられるスペースがあります。
貴方に似合いそうな服を準備したのでどうぞ着替えて来てください☆ 」



そして着替えた私は、、、紺色と白を基調とした軍服、いわゆる舞踏会での王子様ファッションを身にまとっていた。
何で王子様なんだ。いや、かっこいいけどさあ!

すると、目の前にはどこからともなく現れた、いや、綺麗なベッドに寝かされているお姫様、もとい友也くん。

「お姫様は王子様のキスで目が覚めるのです!
ただ、今回はキスとまでは行かなくても構いません。さあ、すみれ王子、出番ですよ?」

なんで私の名前を知っているのかとか、どうして私が劇をする前提なのかとか、ツッコミたいところは色々あるが、先輩にやめる様子はない。
、、氷鷹くんの言っていた意味が分かった気がする。

ふぅーっと息を入れ、またもや友也くんに心の中で謝る。あとで何か奢るから許してね、、、

私は友也くんのベッドにゆっくり腰掛け、呟いた。

『姫、目覚めの時ですよ?
早く私に、その可愛らしい笑顔を見せてください。』

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月の子(プロフ) - ぱんけーき。さん» ありがとうございます!嬉しいです〜! (2022年1月17日 20時) (レス) id: 384a7105eb (このIDを非表示/違反報告)
ぱんけーき。(プロフ) - すごく面白いです………!更新楽しみにしてます!!! (2022年1月17日 20時) (レス) @page22 id: 7214f7ad2c (このIDを非表示/違反報告)
月の子(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます!気持ちにムラっけがあるので定期的には難しいかもしれませんが、沢山書くつもりなので、良かったらまた読んでいって下さい! (2022年1月17日 18時) (レス) id: 384a7105eb (このIDを非表示/違反報告)
月の子(プロフ) - 実珠さん» ありがとうございます!ゆっくりになっちゃうかもですが、いずれEdenとも絡ませたいです〜! (2022年1月17日 18時) (レス) id: 384a7105eb (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - うわああああ良良良!!かっこいい夢主大好きなんです……!続きも楽しみにしてます!無理せず作者様のペースで更新頑張ってください! (2022年1月17日 16時) (レス) @page19 id: a1c580f323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月の子 | 作成日時:2022年1月14日 22時

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