【銀魂】土 蜘 蛛

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食堂でご飯を食べていると、
周りから奇異な目で見られる。

それは＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





神威｢ねェ、そんなんで足りるの？｣





この船の…
第七師団の団長が隣に座っているからである。






神威｢ねェ、何で話さないの？口ないの？｣






元々 顔を隠している為、
周囲からは煙たがられては居たが、
今日はいつに増して 色んな視線を感じる。





『…』





Aはご飯を食べ終えると、
食器を棚に戻し、素早く食堂から出て行く。





神威｢ははっ、どうして話してくれないのかナ？｣






ニコニコしながら、Aに着いてくる神威。







神威｢阿伏兎とは話してるよネ？｣

『…』

神威｢う〜ん。
何だか最近ずっとイライラしちゃってさァ…

早く答えないと殺しちゃうゾ｣

『…放っておいて下さい』

神威｢へェ〜、あんた女なんだ｣






先程まで後ろを歩いていた神威が、
Aの隣に移動する。






神威｢まァ 背は男にしては小さいもんネ。
じゃァ、阿伏兎の女？｣

『阿伏兎さんとは何の関係もありませんよ』

神威｢そうかな？
だってお前でしょ？阿伏兎と殺り合ったの｣






ギラっと神威の目が鋭く光る。






『…少々、手合わせをお願いしただけですよ』

神威｢ふぅ〜ん
なら俺もお願いするよ。手合わせ｣

『…私とですか？』

神威｢お前以外、誰が居るのさ｣

『ですが、私は今、腕を怪我していまして』

神威｢ただの手合わせだヨ。関係ないから大丈夫｣






神威はさっさと戦闘ルームの方面へ向かう。







神威｢待ってるからネ｣







そう言いつつも、
その目は｢逃がさない｣と獲物を捕らえた目をしていた。

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