【銀魂】土 蜘 蛛

1 ページ2

佐々木｢A。出動命令ですよ｣





城の中に用意された一室。
そこはAの為に用意された部屋。

佐々木が一声を掛けた後、襖を開き、顔を覗かせる。







『本日、茂茂様は外出される予定は無かった筈ですが…』

佐々木｢いえ。
その茂茂様の妹君…姫様が家出をしました｣

『そよ姫が…？』

佐々木｢えぇ。
だから貴方に出動命令が出されたんですよ｣

『分かりました。直ぐに参ります』






Aは直ぐに立ち上がり、
ハンガーに掛けられたコートを羽織る。






佐々木｢姫様はかぶき町で目撃情報が上がりましたよ。
あぁ、後、真選組にも協力要請がでてましてね…

どうぞ仲良くして下さいね｣


『えぇ、勿論ですよ』







Aが微笑むと、腰に刀と木刀を挿して部屋を出る。







佐々木｢決して絆されない様に＿＿＿＿｣








・






『この度ご協力頂きましてありがとうございます』






真選組と合流し、頭を下げるA。






近藤｢いやいや！！俺達の仕事ですしィィィィ！！
頭を下げる事は無いですよ！！！｣







近藤が首と手を振り、冷や汗を流しながら否定する。







『…？
凄い汗ですが…どうなされました？』

近藤｢とりあえず頭上げてくださいィィィィ！！！
俺がとっつァんにぶっ殺ッ！！あ、いや！！！｣

『とっつァん…？』

近藤｢何でもないですから！！！！
とりあえず、姫様の捜索に向かいましょう！！！｣

『え、えぇ。分かりました…？』







ゾロゾロと目撃情報のあったかぶき町へ移動を始める。

2→←0

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す