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「21！若いとは聞いてたけど思ったよりだったわ、Aちゃん大人っぽいし」
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「そうですかね。自分じゃ分からないです」
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お酒の力もあってか、それなりに会話はできるようになっていた。
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「21かー。今が一番楽しいでしょ、恋だのなんだの」
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「...。」
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「臣、お前タイミング最悪ー」
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と言いつつも楽しそうにしている海崎さんを睨みつけた。
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今さっきまでパソコン作業してたじゃん。人の失恋を面白がりやがって、覚えてろ海崎。
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そんな私と海崎さんの様子で気付いたみたいで
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"え、あっそういうこと？ごめんなんか" と謝られた。
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「いえ、全然気にしてないんで大丈夫です。ついこの前彼氏に振られたってだけなんで」
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「しっかり気にしてんじゃん、笑 ごめんごめん、知らなかったからさ」
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"そっかー、でもしっかり落ち込んでるほうが誠実でいいよ。こういうのって"
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とかなんとか謎のフォロー。はやく話題変えたい...
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作者名：淀君 | 作成日時：2021年8月24日 21時
