Hello, my boy

似たもの同士（JN） ページ45

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外から鳥の声が聞こえる。
カーテンから入ってくる日差しが眩しくて、思わず目を瞑った。


今日は日曜日だ。珍しく仕事も入ってない。

(まだ寝てよう、)

　
そう思い、寝返りをうったその時。



　
　


「あっぱー！おきて！｣


「うっ、｣


　

どたどたと声が聞こえて来たかと思えば

鳩尾あたりにダイブしてきたのは、4歳になったばかりの可愛い息子。

　
最近すくすくと成長しているその身体は、以前よりも断然重くなった気がする。

　
　
　

「あっぱ！いつまでねんねしてるの！｣

「んー....｣

「あそんでくれるっていった！｣

「ちょ...待って.....｣


　

　
　
　
息子には申し訳ないが、ついさっきまで夢の中にいたせいでなかなか目が開かない。

ぽかぽかと叩かれながら未だにベットから起き上がれずにいると、廊下を歩いてくる音が聞こえた。

　
　

『あ、こらー！まだアッパねんねしてるでしょ！』

「だって....」

「いいよ、今起きるから、」

「あ！あっぱ！おはよう！」

「ははっ、おはよ」

　

　

おきたー！やったー！と歓声をあげて
スキップをしながらリビングに戻っていった息子。

あーもー、本当にかわいくてしょうがない。
　

　
　
ジェミンには親バカだといつも小言を言われるけど、こればっかりはどうしようもないと思う。

お前にもいつか分かるよと伝えたら、余計なお世話だと言われたのも記憶に新しい。
　

　

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