雪降る男の体調不良3 (ページ34)

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桃×不整脈ページ34

▶︎お兄ちゃん達に教わったこと。

nb

「んあーーねみぃ、、、」

バスで揺られながら、メンバー全員である場所に向かっていた。

ru「今日は何の対決だろうね〜」

そう、今日はそれスノのロケ。高校に突然訪問する企画だ。

”今日は、ダンス対決をしてもらいます”

バスの中で説明を受ければ、

ru「書道かと思ったのに」

nb「ぐははは」

なんてラウールの小ボケに朝から腹筋が痛い。

ロケ地に到着して、高校生の前に現れれば、

大歓声が僕達を迎えてくれて嬉しかった。

ーーーーーru

ダンス対決のジャンルはHIPHOPで。
4曲のダンスを繋げたメドレーを90分で完成させるってゆう無茶苦茶な企画。

nb「話しかけないで」

ab「練習戻っていいですか？」

真剣な故に、スタッフさんからのインタビューに、若干キレてるしょっぴーと、笑顔ではっきり断る阿部ちゃん。

回し役のふっかさんに関しては、一言も喋らず黙々と練習してるから、俺は、休憩に見せかけて、インタビューに答える。

8人のお兄ちゃん達に刺激されて、段々バラエティの立ち回り方が分かってきたんだ。

誰かが真剣な時は、誰かがふざけて
誰かが辛い時は、みんなでカバーして、
それでSnowManは成り立ってるんだ。

fk「佐久間アクロのタイミングってさ、、？」

iw「佐久間、ここでもう一個アクロいける？」

mm「佐久間くん、ドルフィンなんだけど、どっち脚上げた方がきれい？」

時間がない中で作品を作る企画の時、
凄く頼りになるのは、実は佐久間くんで。

ダンスの構成も佐久間くんの技を見せるために
考案されてることが多い。

sk「おけー！アクロ追加ねぇ」

凄いことをしてるのに、
当たり前のように口角を上げて二つ返事で許可する佐久間くん。
本当に、パフォーマーとして、凄い人だって思うんだ。

sk「ふっか、おまたーアクロやるかー」

そう言って2人は、ロンダートからのバク宙を綺麗に決めた。