. ページ34
sk
Aちゃんの部屋は、俺のヲタク部屋と貼るくらいのヲタク部屋で、心がウキウキした。
部屋は白黒のモノトーンで統一されていて、
生活に必要なものと、俺たちのグッズ以外は何にもない部屋だった。
nb「こんなに佐久間がいたら、俺寝れないかも」
翔太は、自分のうちわが俺より少なくて拗ねてたけどね。
sk「何をもっていくのーー？」
A「とりあえず着替えと、日用品、、
あとは、パソコンがあれば、とりあえずは、、」
Aちゃんから言われたものを鞄につめる。
A「あ、、と、、アクスタもカバンに詰めてもらっていいですか？？」
恥ずかしそうに頼むAちゃんが可愛くて。
アクスタね〜って言いながら、
俺のうちわも勝手にいれてあげた。
カバンいっぱいに詰め込んだ荷物を俺が持って、翔太が車椅子を押しながら照が待ってる駐車場へ向かう途中、
A「、、ありがとう、、」
風の音に消されそうな小さな声で呟いたAちゃんは泣いていた。
A「こんな、、幸せなことがあっていいのかって、、、本当に、、嬉しくて、、、
怖いな、、。
病室に戻ったら、こんな風にSnowManさんに会えるの終わりだってわかるから、、、
あー、戻りたくないなぁ、、」
”強がった哀しい笑顔”じゃなくて、
”強がれもしない哀しい顔”でそう呟いた。
その顔があまりにも儚くて、雪の消えてしまいそうだったから。
俺は、Aちゃんを元気付けたくて後ろを振り返ってみると
涙ぐむAちゃんを
抱きしめている翔太がいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 938人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プリン。(プロフ) - めっちゃ面白くて好きです！応援してます！ところで、藍沢先生って某ドラマの、、意識してなかったらすみません！！ (2021年9月26日 20時) (
レス) @page50 id: 5bbd81366c (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみしています！ (2021年9月16日 18時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：澪 | 作成日時：2021年9月3日 0時
