六十七話 帰宅(カカシside) ページ22
「ただいま…って、もう帰ってたのか?」
『はい…今日は早めに修行を終わらせました…』
夕方。
任務から帰宅したオレは、先に帰っていたAに首をかしげた。
「どうかしたの?珍しく元気無いじゃない。」
「お前らしくも無い。」と、靴を脱いで玄関から上がるオレ。
『…何で分かるんですか』
「うーん…顔に出やすいから?後は直感だな。」
『…ホント、カカシさんって人の心情当てて来ますよね。無駄に。』
「無駄には余計でしょーが。」
コツンッと軽く拳をAの頭に当てる。
「…で?どうしたのよ?」
『…ナルト君の卒業試験の結果って知ってます?』
「いや、まだ聞いてないけど…それがどうかしたのか?」
『それが…』
Aが言うには、卒業試験が終わった後に会う約束をしていたらしいのだが、会えなかった処か姿さえ見なかったらしい。
『もしかしたら卒業試験、失格になってたり…なんて考えたりして、修行も集中出来なくて。』
「…」
なるほど…それでいつもより早く帰って来てたのか。
Aの早い帰宅に納得するオレ。
…と、その時。
ピンポーン
「!…」
玄関から、インターホンの音が鳴り響いた。
?…任務の伝言か?
眉をひそめながら、玄関に向かいドアを開く。
と、そこに立っていたのは、緊迫した表情をした中忍と思われる男だった。
「上忍の方ですね!?火影様の所へ集まってください!!」
「…何かあったの?」
「はい。私も良く把握できて居ないんですが…どうやら、うずまきナルトが封印の書を持ち出したらしくて…!!」
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キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います!!いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします! (2020年1月22日 21時) (レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました!!これからも頑張って下さい(*´∀`*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます!!頑張ります! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます!応援しています! (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います!最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです! (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キイラギ | 作成日時:2019年1月2日 22時