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四十八話 先生 ページ3

「そ、そんじゃあ、そこのゲジゲジ眉毛はどうなんだってばよ!?分身の術!」


リー君に向かってそういい放ったナルト君。
ゲジゲジ眉毛って…初対面の子にスゴい呼び方すんな。確かナルト君より一歳歳上だよね?リー君って。

しかし当の本人は気にしていないらしく、「ボクは…」とゲジゲジ眉毛発言に突っ込まずに話しを進めている。


「ボクは…忍術が使え無いんです」
『「えっ」』


思わず驚きの声を上げてしまった。
リー君が忍術を使えないなんて初耳だ。確かに使った所みたこと無かったけどさ。


『ご、ごめん。なんか変なこと聞いちゃったね…』
「いえ!ボクは体術という素晴らしいものに出会えたので、術が使え無くても気にしていません!」


「何事も努力次第です!」とガッツポーズをしたリー君。
だからいつも修行をしてんのか…偉過ぎかいっ

リー君のメンタル強さに感心した私。…と、その時。


「おーい!!見つけたぞっ、ナルト!!授業中に抜け出したらダメだと何度言ったら分かるんだ!!!!」
『?』


ナルト君目掛けてズシンズシンとこっちに歩いてくる、髪の毛を後頭部で一つに束ねている男性。
…誰?


「やべっ、イルカ先生だ」


青ざめた顔をしてそう呟いたナルト君。なるほど、先生か。


『っていうか、授業抜け出してきてたんだ。…先生随分お怒りだね。ありゃ。』
「どんどんこっちに来てるってばよッ!じ、じゃあな!Aネーチャンにゲジマユ!」
『じゃーね〜』
「コラーッ!!逃げるな!ナルトォーーッ!!」


駆け足で逃げてったナルトを追いかけていく先生。
ありゃあ大変だな…先生…

どんどん小さくなっていく二人の後ろ姿を見送る。


『…じゃ、私達は修行再開しますか』
「ハイ!」


…このあとナルト君がイルカ先生にこぴっどく叱られたのは、言うまでもない事。

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設定タグ:NARUTO , はたけカカシ , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
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キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います!!いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします! (2020年1月22日 21時) (レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました!!これからも頑張って下さい(*´∀`*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます!!頑張ります! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます!応援しています! (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います!最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです! (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キイラギ | 作成日時:2019年1月2日 22時

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